ビジネス

Twitter関連事業に本腰 デジタルガレージの株価大化けに期待

 歯に衣着せぬ物言いで投資家から圧倒的な支持を得ているカブ知恵・代表取締役の藤井英敏氏。同氏が、大化け期待の個別銘柄として注目しているのは、「デジタルガレージ」(ジャスダック・4819)だ。

******************************
 有名タレントや政治家に至るまで、今や1000万規模の利用者がいるといわれる「Twitter(ツイッター)」。すでに月ごとの訪問者数ではミクシィを抜いたとされ、今年7月の月間ページビュー(閲覧数)も1年前の15倍にまで膨らんでおり、その勢いは増すばかりだ。

 そんな急成長を続けるツイッター事業を本家である米ツイッター社と提携し、日本で展開するのがデジタルガレージである。まさに「ツイッター関連のコア銘柄」といえるだろう。

 足元の業績を見ると、直近の10年6月期決算は、売上高は前期比75.8%減の83億4600万円、経常利益は4億5700万円の赤字転落と大幅な減収減益となったが、これはツイッター事業へ本腰を入れるために価格比較サイトを運営する「カカクコム」の株式を一部売却するなど事業モデルの再構築を行なったことが大きい。今期(11年6月期)は売上高が前期比27%増の106億円、経常利益は5億円への黒字転換を予想している。

 これまではパソコン版のサイトに掲載される広告料収入を収益源としてきたが、今年7月からは携帯電話などモバイル向け広告にも乗り出したほか、さらなる新ビジネスの拡大も期待できる。節約志向の高まりでまだまだ成長が見込めるカカクコムも依然持分法適用会社であるため、サポート材料となり、株価は大化けしてもおかしくない。

※マネーポスト2010年11月号

関連記事

トピックス

高市早苗首相(時事通信フォト)
《日中外交で露呈》安倍元首相にあって高市首相になかったもの…親中派不在で盛り上がる自民党内「支持率はもっと上がる」
NEWSポストセブン
阿部なつき(C)Go Nagai/Dynamic Planning‐DMM
“令和の峰不二子”こと9頭身グラドル・阿部なつき「リアル・キューティーハニー」に挑戦の心境語る 「明るくて素直でポジティブなところと、お尻が小さめなところが似てるかも」
週刊ポスト
高市早苗首相の「台湾有事」発言以降、日中関係の悪化が止まらない(時事通信フォト)
「現地の中国人たちは冷めて見ている人がほとんど」日中関係に緊張高まるも…日本人駐在員が明かしたリアルな反応
NEWSポストセブン
大谷翔平が次のWBC出場へ 真美子さんの帰国は実現するのか(左・時事通信フォト)
《大谷翔平選手交えたLINEグループでやりとりも》真美子さん、産後対面できていないラガーマン兄は九州に…日本帰国のタイミングは
NEWSポストセブン
11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(現場写真/読者提供)
【“分厚い黒ジャケット男” の映像入手】「AED持ってきて!」2人死亡・足立暴走男が犯行直前に見せた“奇妙な”行動
NEWSポストセブン
10月22日、殺人未遂の疑いで東京都練馬区の国家公務員・大津陽一郎容疑者(43)が逮捕された(時事通信フォト/共同通信)
《赤坂ライブハウス刺傷》「2~3日帰らないときもあったみたいだけど…」家族思いの妻子もち自衛官がなぜ”待ち伏せ犯行”…、親族が語る容疑者の人物像とは
NEWSポストセブン
ミセス・若井(左、Xより)との“通い愛”を報じられたNiziUのNINA(右、Instagramより)
《ミセス若井と“通い愛”》「嫌なことや、聞きたくないことも入ってきた」NiziU・NINAが涙ながらに吐露した“苦悩”、前向きに披露した「きっかけになったギター演奏」
NEWSポストセブン
「ラオ・シルク・レジデンス」を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
「華やかさと品の良さが絶妙」愛子さま、淡いラベンダーのワンピにピンクのボレロでフェミニンなコーデ
NEWSポストセブン
クマ被害で亡くなった笹崎勝巳さん(左・撮影/山口比佐夫、右・AFP=時事)
《笹崎勝巳レフェリー追悼》プロレス仲間たちと家族で送った葬儀「奥さんやお子さんも気丈に対応されていました」、クマ襲撃の現場となった温泉施設は営業再開
NEWSポストセブン
役者でタレントの山口良一さん
《笑福亭笑瓶さんらいなくなりリポーターが2人に激減》30年以上続く長寿番組『噂の!東京マガジン』存続危機を乗り越えた“楽屋会議”「全員でBSに行きましょう」
NEWSポストセブン
11月16日にチャリティーイベントを開催した前田健太投手(Instagramより)
《いろんな裏切りもありました…》前田健太投手の妻・早穂夫人が明かした「交渉に同席」、氷室京介、B’z松本孝弘の妻との華麗なる交友関係
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)
《1日で1000人以上と関係を持った》金髪美女インフルエンサーが予告した過激ファンサービス… “唾液の入った大量の小瓶”を配るプランも【オーストラリアで抗議活動】
NEWSポストセブン