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Twitter関連事業に本腰 デジタルガレージの株価大化けに期待

 歯に衣着せぬ物言いで投資家から圧倒的な支持を得ているカブ知恵・代表取締役の藤井英敏氏。同氏が、大化け期待の個別銘柄として注目しているのは、「デジタルガレージ」(ジャスダック・4819)だ。

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 有名タレントや政治家に至るまで、今や1000万規模の利用者がいるといわれる「Twitter(ツイッター)」。すでに月ごとの訪問者数ではミクシィを抜いたとされ、今年7月の月間ページビュー(閲覧数)も1年前の15倍にまで膨らんでおり、その勢いは増すばかりだ。

 そんな急成長を続けるツイッター事業を本家である米ツイッター社と提携し、日本で展開するのがデジタルガレージである。まさに「ツイッター関連のコア銘柄」といえるだろう。

 足元の業績を見ると、直近の10年6月期決算は、売上高は前期比75.8%減の83億4600万円、経常利益は4億5700万円の赤字転落と大幅な減収減益となったが、これはツイッター事業へ本腰を入れるために価格比較サイトを運営する「カカクコム」の株式を一部売却するなど事業モデルの再構築を行なったことが大きい。今期(11年6月期)は売上高が前期比27%増の106億円、経常利益は5億円への黒字転換を予想している。

 これまではパソコン版のサイトに掲載される広告料収入を収益源としてきたが、今年7月からは携帯電話などモバイル向け広告にも乗り出したほか、さらなる新ビジネスの拡大も期待できる。節約志向の高まりでまだまだ成長が見込めるカカクコムも依然持分法適用会社であるため、サポート材料となり、株価は大化けしてもおかしくない。

※マネーポスト2010年11月号

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