「テレビ復帰は困難」との見方も強い国分太一(時事通信フォト)
公の場に姿を現わしたのはおよそ半年ぶり。元TOKIO・国分太一(51)の悲痛な訴えは相手に届かなかった。
6月にコンプライアンス上の問題行為が複数あったとして、日本テレビの『ザ!鉄腕!ダッシュ!!』を降板、芸能活動を休止中の国分が11月26日に記者会見に臨んだ。どの行為が問題になったのか「答え合わせがしたい」と涙ながらに訴えたが、日テレの福田博之社長は定例会見(12月1日)で「答え合わせをするまでもない」と一蹴。
「国分さんは日本弁護士連合会に『人権救済申立書』を提出していますが、被害者を守るという日テレの姿勢は変わらず、事態の打開は容易ではない」(スポーツ紙記者)
各局のコンプラ意識の高まりもあり「テレビ復帰は困難」(同前)との見方が強いが、新路線での復帰の可能性に言及するのはある映像制作関係者。
「YouTubeです。TOKIOメンバーはダッシュ村で培ったサバイバル力があり、釣り、旅、料理といったYouTubeの王道人気ジャンルを広くカバーできる。実際、松岡昌宏さんも昨年YouTubeチャンネルを開設し、料理や各地の居酒屋めぐりの動画などで再生回数100万回超の動画を連発しています」
なにより、国分の趣味が強みなのだという。
「彼はキャンプ好きを公言しています。YouTubeでは数年前からキャンプ動画ブームがきており、人気のはしりとなった芸人のヒロシさんは、ソロキャンプ動画で600万回超の再生を記録したことも。お笑いコンビ『チュートリアル』の徳井義実さんもキャンプ動画で100万回超の再生を連発しており、このほかヒロミさんやのんさんなど芸能人が続々とキャンプ動画をアップしている。国分さんが参戦すればキャンプYouTuberの人気の構図が一変する可能性がある」(同前)
奇しくも『週刊新潮』(12月4日発売号)で、松岡が国分の今後についてYouTubeに言及し、「国分さんがチャンネルを立ち上げて私が出る、ということもありえる」と答えていた。
新天地は見つかるのか。
※週刊ポスト2025年12月19日号
