芸能

酒井法子の息子 「僕たちは堂々としてればいい」と励ます

 覚せい剤所持事件で、世間を大いに賑わせた酒井法子(39)。昨年11月、裁判が終わり、酒井は東京・青山の自宅に戻った。そこで酒井と長男・Aくん、そして肺がんの手術を終えたばかりで療養中だった酒井の継母・直子さん(仮名・63)の3人の生活が始まった。直子さんはこの時の様子をこう振り返る。

「出頭のとき以来、久しぶりに顔を合わせました。といっても私のほうは歩くのもやっとの状態で、心配した娘が食事を作ってくれたりして…。そのまま青山で一緒に暮らし始めたわけです。

 私は体調が戻っていなかったので、家事はすべて法子がやっていました。私にできたのは、娘に代わって孫と買い物に行くくらい。でも、買い物にマンションの外に出るとそのすぐ近くには娘の夫の実家がある。その度に事件を思い知らされる気がしました」

 酒井と直子さんがどん底のように暗くなっているとき、ふたりを救ったのがAくんの存在だった。

「ぼくたちは堂々としていればいいんだよ」――一緒に出かけるとAくんはそう直子さんを元気づけた。

「3人でDVDを見たり、孫の宿題をみんなで見たり、クリスマスケーキを食べて、おせちを囲んだり、普通の生活を続けるなかで法子も落ち着いていきました。

 私はまた過ちを繰り返すのではないかと心配で、つい口うるさく、まるで監視するようになってしまい、娘と衝突しそうになることもありました。娘がお風呂にはいるといっても何をやっているのか気になる。携帯が鳴れば、誰と何の会話をしているのか聞き耳をたてる…娘にとっても私にとってもつらい生活でした。それでも法子は少しずつ日常を取り戻していきました。そして“消えたい”ということはなくなりました」(直子さん)

※女性セブン2010年12月23日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

解散を発表したTOKIO(HPより)
「TOKIOを舐めるんじゃない!」電撃解散きっかけの国分太一が「どうしても許せなかった」プロとしての“プライド” ミスしたスタッフにもフォロー
NEWSポストセブン
教員ら10名ほどが集まって結成された”盗撮愛好家グループ”とは──(写真左:時事通信フォト)
〈機会があってうらやましいです〉教師約10人参加の“児童盗撮愛好家グループ”の“鬼畜なやりとり”、教育委員会は「(容疑者は)普通の先生」「こういった類いの不祥事は事前に認知が難しい」
NEWSポストセブン
警視庁を出る鈴木善貴容疑者=23日午前9時54分(右・Instagramより)
「はいオワター まじオワター」「給料全滅」 フジテレビ鈴木容疑者オンカジ賭博で逮捕、SNSで1000万円超の“借金地獄”を吐露《阿鼻叫喚の“裏アカ”投稿内容》
NEWSポストセブン
大手芸能事務所の「研音」に移籍した宮野真守
《異例の”VIP待遇”》「マネージャー3名体制」「専用の送迎車」期待を背負い好スタート、新天地の宮野真守は“イケボ売り”から“ビジュアル推し”にシフトか
NEWSポストセブン
「最近、嬉しかったのが女性のファンの方が増えたことです」
渡邊渚さんが明かす初写真集『水平線』海外ロケの舞台裏「タイトルはこれからの未来への希望を込めてつけました」
NEWSポストセブン
4月12日の夜・広島県府中町の水分峡森林公園で殺害された里見誠さん(Xより)
《未成年強盗殺人》殺害された “ポルシェ愛好家の52歳エリート証券マン”と“出頭した18歳女”の接点とは「(事件)当日まで都内にいた」「“重要な約束”があったとしか思えない」
NEWSポストセブン
「父としての自覚」が芽生え始めた小室さん
「よろしかったらお名刺を…!」“1億円新居”ローン返済中の小室圭さん、晩餐会で精力的に振る舞った理由【眞子さんに見せるパパの背中】
NEWSポストセブン
多忙なスケジュールのブラジル公式訪問を終えられた佳子さま(時事通信フォト)
《体育会系の佳子さま》体調優れず予定取り止めも…ブラジル過酷日程を完遂した体力づくり「小中高とフィギュアスケート」「赤坂御用地でジョギング」
NEWSポストセブン
麻薬密売容疑でマグダレナ・サドロ被告(30)が逮捕された(「ラブ・アイランド」HPより)
ドバイ拠点・麻薬カルテルの美しすぎるブレイン“バービー”に有罪判決、総額103億円のコカイン密売事件「マトリックス作戦」の攻防《英国史上最大の麻薬事件》
NEWSポストセブン
広島県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年6月、広島県。撮影/JMPA)
皇后雅子さま、広島ご訪問で見せたグレーのセットアップ 31年前の装いと共通する「祈りの品格」 
NEWSポストセブン
無期限の活動休止を発表した国分太一(50)。地元でもショックの声が──
《地元にも波紋》「デビュー前はそこの公園で不良仲間とよくだべってたよ」国分太一の知られざる “ヤンチャなTOKIO前夜” 同級生も落胆「アイツだけは不祥事起こさないと…」 【無期限活動停止を発表】
NEWSポストセブン
出廷した水原被告(右は妻とともに住んでいたニューポートビーチの自宅)
《水原一平がついに収監》最愛の妻・Aさんが姿を消した…「両親を亡くし、家族は一平さんだけ」刑務所行きの夫を待ち受ける「囚人同士の性的嫌がらせ」
NEWSポストセブン