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日経平均株価 1月に10500円で、6月に11000円の可能性

 歯に衣着せぬ物言いで投資家から圧倒的な支持を得ているカブ知恵・代表取締役の藤井英敏氏。同氏による、2011年の日本株投資の注目テーマと、日経平均株価の推移予測を紹介しよう。

 * * *
【2011年の注目テーマ】
 FRB(米連邦準備制度理事会)が内需喚起を目的に、世界の基軸通貨であるドルの供給を大幅に増やす緩和策に舵を切ったことは、世界経済がこれからインフレ化に向かうことを意味する。過剰流動性相場の到来で、日本株の中でも低位株が大きく見直される可能性が高い。また、コモディティなどに投機筋のより高いリターンを求める資金流入が顕著になると思われ、「資源関連」と、資源高と表裏一体の関係となる「代替エネルギー関連」も注目テーマといえよう。
 
【日経平均の推移予測】
 ファンドの決算売りが一巡し、年度代わりで外国人投資家の新規資金流入が押し上げる1月効果により、1月中旬には1万500円まで上がる可能性がある。だが、2月にはもち合い解消売りや円高懸念での売りが出て、月末には9500円程度まで下げるかもしれない。3月決算は多くの企業が好業績になりそうだと見ているので、その期待から4月下旬にかけて1万500円に戻し、調整はあっても、6月に向けて1万1000円を目指して上昇するシナリオを描いている。

※マネーポスト2011年1月号

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