国内

毎週水曜日に千円値下げする古着店が人気 最後は百円に

 これまでリサイクルショップというとブランド品や家電のイメージが強かった。しかし、最近、そんなイメージをくつがえす、お得で、しかも楽しめる新スタイルのショップが登場している。

「ドンドンダウン オン ウェンズデイ」では、服やバッグなどの古着には値札がなく、かわりににんじんやかぼちゃ、ぶどうやいちごなどの“野菜タグ”がつく。そのタグを見て、店内の値段表と照らし合わせると現在の値段がわかる。

 例えば、東京・八王子松木店の場合、いま5000円で売っている商品は翌週には4000円になり、翌々週には3000円と毎週水曜日に“ドンドン”値段が下がっていくシステムだ。

「最終的には100円まで値下がりします。待って安く買うか、待たずに決めてしまうか、待って誰かに買われてしまうか。待つか、決めるか、取られるかを消費者が選択する方式です。そんな駆け引きが楽しいというかたも多いですね」(広報担当・菊池直之さん)

 火曜日に下見をして翌日来店する人も多く、毎週水曜日はオープン前から行列ができ、売り上げは通常の約3倍になるという。

 そして買い取りにもうれしいイベントが。月曜日と木曜日は買い取り価格が通常の1.5倍に(1kg500円のものが対象)。どうせならこの曜日に、という人も多く、1日で100件以上の買い取り依頼があることも。

 ドンドンダウンでは基本的に重さで買い取るシステムだが、その中でもすみ分けがあり、特に人気のあるもの、買い取り強化アイテムは1kg500円、店頭販売できるものであれば1kg50円、デザインや状態があまりよくなくて店頭販売できないものは1kg10円で査定される。

【ドンドンダウン オン ウェンズデイ 八王子松木店】住所:東京都八王子市松木51-11
営業時間:10~21時(買取受付10~19時)無休 ほかに、札幌平岡店、仙台駅前店、新潟河渡店、東大阪店など、全国62店舗を展開中。

※女性セブン2011年2月3日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

全国でクマによる被害が相次いでいる(AFLO/時事通信フォト)
「“穴持たず”を見つけたら、ためらわずに撃て」猟師の間で言われている「冬眠しない熊」との対峙方法《戦前の日本で発生した恐怖のヒグマ事件》
NEWSポストセブン
韓国のガールズグループ「AFTERSCHOOL」の元メンバーで女優のNANA(Instagramより)
《ほっそりボディに浮き出た「腹筋」に再注目》韓国アイドル・NANA、自宅に侵入した強盗犯の男を“返り討ち”に…男が病院に搬送  
NEWSポストセブン
ラオスに到着された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月17日、撮影/横田紋子)
《初の外国公式訪問》愛子さま、母・雅子さまの“定番”デザインでラオスに到着 ペールブルーのセットアップに白の縁取りでメリハリのある上品な装い
NEWSポストセブン
ドジャース入団時、真美子さんのために“結んだ特別な契約”
《スイートルームで愛娘と…》なぜ真美子さんは夫人会メンバーと一緒に観戦しないの? 大谷翔平がドジャース入団時に結んでいた“特別な契約”
NEWSポストセブン
山上徹也被告の公判に妹が出廷
「お兄ちゃんが守ってやる」山上徹也被告が“信頼する妹”に送っていたメールの内容…兄妹間で共有していた“家庭への怒り”【妹は今日出廷】
NEWSポストセブン
靖国神社の春と秋の例大祭、8月15日の終戦の日にはほぼ欠かさず参拝してきた高市早苗・首相(時事通信フォト)
高市早苗・首相「靖国神社電撃参拝プラン」が浮上、“Xデー”は安倍元首相が12年前の在任中に参拝した12月26日か 外交的にも政治日程上も制約が少なくなるタイミング
週刊ポスト
相撲協会の公式カレンダー
《大相撲「番付崩壊時代のカレンダー」はつらいよ》2025年は1月に引退の照ノ富士が4月まで連続登場の“困った事態”に 来年は大の里・豊昇龍の2横綱体制で安泰か 表紙や売り場の置き位置にも変化が
NEWSポストセブン
三重県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年11月8日、撮影/JMPA)
《季節感あふれるアレンジ術》雅子さまの“秋の装い”、トレンドと歴史が組み合わさったブラウンコーデがすごい理由「スカーフ1枚で見違えるスタイル」【専門家が解説】
NEWSポストセブン
俳優の仲代達矢さん
【追悼】仲代達矢さんが明かしていた“最大のライバル”の存在 「人の10倍努力」して演劇に人生を捧げた名優の肉声
週刊ポスト
10月16日午前、40代の女性歌手が何者かに襲われた。”黒づくめ”の格好をした犯人は現在も逃走を続けている
《ポスターに謎の“バツ印”》「『キャー』と悲鳴が…」「現場にドバッと血のあと」ライブハウス開店待ちの女性シンガーを “黒づくめの男”が襲撃 状況証拠が示唆する犯行の計画性
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(右の写真はサンプルです)
「熊に喰い尽くされ、骨がむき出しに」「大声をあげても襲ってくる」ベテラン猟師をも襲うクマの“驚くべき高知能”《昭和・平成“人食い熊”事件から学ぶクマ対策》
NEWSポストセブン
オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト