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枝野官房長官 小6のクリスマスプレゼントは『小六法』

震災以来、テレビで見ない日はない枝野幸男官房長官(46)。菅直人首相(64)を筆頭に、震災後、批判され続ける菅政権にあって、唯一、体調を心配されるという希有な存在である枝野氏はどんな人物なのだろうか。

栃木県宇都宮市で、メーカー勤務の父と母、妹の4人家族で育った枝野氏。父方の祖父が、「憲政の神様」「議会政治の父」と呼ばれた尾崎行雄にちなんで「幸男」と名づけた。幼少時代にそれを知った彼は、自らも政治家を志すようになった。小学校時代の恩師は、こんな印象が残っているという。

「頭の回転が速い子でした。苦手な科目はなかったと思いますよ。体育はね、喘息があったから苦手意識はあったかもしれませんが、がんばってやっていました。児童会長をしていたんですが、朝礼のときに全校生徒が集まるでしょ? すると800人くらいいたから、がやがやうるさいわけですよ。それを枝野が朝礼台に立って、指揮して歌をうたわせてまとめていたんです。その様子を見た校長が、“あの子は大物になる”といってましたね」

当時の夢は「総理大臣」。リンカーンやケネディの伝記を読み、小学6年生のときには、クリスマスプレゼントに親が買ってくれた『小六法』を読みふけっていたという。

また、中学・高校では合唱部に所属。中学2、3年では、2年連続でNHKが主催する合唱コンクールで全国優勝した。

「美しいテノールで、いまも趣味のカラオケを歌わせたら本物の歌手のようです。十八番は『あの鐘を鳴らすのはあなた』です」(政治ジャーナリスト)

※女性セブン2011年4月28日号

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