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上野動物園でいちばんえさ代かかるのはパンダで1日11000円

3年ぶりに東京・上野動物園にジャイアントパンダがやってきた! 4月から公開も始まり、連日大人気のよう。そのほかにも、日本全国には大小さまざまな動物園がたくさんあり、魅力あふれた動物がまだまだいます。

それらの動物についてちょっと勉強をしてから出かければ、さらに楽しめること間違いなし! 『今日も動物園日和 飼育係がガイドする上野動物園』(角川学芸出版)などの著書がある恩賜上野動物園園長の小宮輝之さんに、動物の雑学を教えてもらいました。

●上野動物でいちばんえさ代のかかる動物は、ジャイアントパンダ。上野動物園の最新の資料によると、ジャイアントパンダの1日のえさ代は約1万1000円。これは伊豆から竹を運ぶための運送費が9割を占める。2位は木の葉やペレット(人工飼料)を食べるオカピで、1日約9000円。

●クマといえば冬眠というイメージがあるが、ナマケグマは南アジアに生息する熱帯のクマなので冬眠しない。他のクマに比べ動きがおそく、毛むくじゃらの体は無精なイメージなのでこの名前がついた。名前とは違い、攻撃性も高いクマとされている。

●人間の腸の長さは身長の5~6倍だが、キリンは腸の長さが体長の20倍もある。肉食より草食の動物のほうが、消化に時間がかかるため、腸が長くなる。

※女性セブン2011年5月26日号

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