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《2026年大予測》国内外から高まる「愛子天皇待望論」、女系天皇反対派の急先鋒だった高市首相も実現に向けて「含み」

2025年11月には初めての外国公式訪問でラオスに足を運ばれた(JMPA)

2025年11月には初めての外国公式訪問でラオスに足を運ばれた(JMPA)

「地震や豪雨などのさまざまな自然災害が発生するなかで、災害時の看護や被災者への支援に力を注ぐことも、ますます大切になってきているものと思います」

 2025年12月14日、千葉大学看護学部創立50周年の式典に出席された愛子さまは、あいさつでこう述べられた。12月8日深夜には青森県八戸市で震度6強を観測する地震が発生したばかり。国民の強い不安に寄り添うようなお言葉に、世論の「愛子天皇」を待望する声はますます高まっている。

 待望論は、数字にも表れている。愛子さまが24才の誕生日を迎えられた12月1日、「愛子さまを天皇(令和の皇太子)に?」と呼びかけたオンライン署名サイトには約5万人が賛同した。

 こうした動きを受け、「愛子天皇論への注目度は国内外から高まっている」と話すのは皇室史に詳しい宗教学者の島田裕巳さんだ。

「11月には単独でラオスを訪問されるなど、愛子さまは大学卒業後、公務の幅を広げられています。そうしたご活躍を受けて、国内だけでなく、海外でも『女性天皇待望論』が日本国内にあることが報じられました」(島田さん・以下同)

 皇室典範では第1条に「皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する」と定められており、女性天皇は認められていない。しかし、安倍晋三元首相の“秘蔵っ子”として、「女系天皇反対」を明言していた高市早苗首相にも思惑があると指摘する。

「自身がガラスの天井を破り、女性のリーダーが期待されていることは高市さん自身がいちばん痛感しているはずです。古の日本を振り返っても、天照大神から始まり、推古天皇など女帝が国を治めた例は多々あります」

 事実、高市首相は過去のインタビューで「女性天皇に反対しているわけではない」と明言している。

「そもそも現行の皇室典範自体が時代にそぐわないものになっており、このままにしておけば皇室の存続自体が危ぶまれます。早期に改正をすべきですし、同時に皇室、皇族の在り方について考え直す時期にあるでしょう。愛子さまが天皇に即位し、男系に継承していくというのは充分にありえることだと考えられます」

 2025年に初めての女性首相が誕生した日本で、「女性天皇」が国民とともにある日はそう遠くないかもしれない。

※女性セブン2026年1月8・15日号

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