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ツイッター「ビーフストロガノフ作る」妻 実は鮭焼いただけ

 夫婦の日常も様々だが、あらゆる夫婦のエピソードが、漫談家の綾小路きみまろにメールや手紙で続々と寄せられている。今回は、玩具メーカー勤務のご主人(38歳)の奥様(39歳)からの報告。ツイッターのテーマは「明日の我が家の夕食」だそうです。

 * * *
「明日はビーフストロガノフを作ろうかな。牛肉200g、玉ねぎ1個」などと材料が書いてあって、「注意点は生クリームを入れてからは、あまり煮ないこと。ご主人さま、明日の夜も美味しい料理を召し上がれ」で締めくくられています。

 オフィスの同僚たちも見ていて、「うらやましいなァ。子供さんがいないからラブラブなんですね」といわれるんですが、実はビーフストロガノフなんか一度も食べたことはありません。

「作ろうと思って食材を買いに行ったんだけど、スーパーで近所の奥さんに会って、お茶してたら遅くなっちゃったの。鮭の切り身を買ってきたから焼くわね」と、結局は魚に。ツイッターに「海老のたくさん入ったパエリア」と書いていた夜が、レトルトのカレーだったこともあります。

 一度、「事件だ!」となったのは、同僚が「近くまで来たから」とアポなしで我が家にやってきた時。夕食時で、妻がスーパーのお惣菜売り場で買ってきたコロッケを食べていたんですが、同僚が「アレッ? ツイッターによると、今夜はチーズフォンデュじゃなかったの?」。

 僕は焦って「いや、女房の体調が悪くなって作れなくて……」。女房も「アッ、また眩暈(めまい)がする! ごめんなさい。私、失礼して横にならせていただきます」と、寝室に消えてしまいました。あー、頼むから、もう、ウソの献立を呟くのはやめてくれー!

※週刊ポスト2011年6月10日号

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