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夏モデルで充実スマホ市場 乗り換え時の不安対策を4つ解説

 おサイフケータイやワンセグ、赤外線通信など、日本独自の機能を持ったスマートフォンが夏モデルで数多く登場し、いよいよ乗り換えやすい環境が整ってきた。
 
 夏モデルでは半数近い機種がスマートフォン。各キャリアが提供するスマートフォン向けサービスの充実もめざましい。携帯のメール機能がほとんどの機種で対応するなど、乗り換えを検討しているユーザーからすれば、垣根がずいぶん低くなったといえる。
 
 おサイフケータイに関しては、本命の「モバイルSuica」が各キャリアの対応端末で7月23日より利用可能になり、いよいよ本格的に活用できる状況になっている。
 
 盛り上がる一方のスマートフォンブームだが、「スマートフォンに乗り換えてしまって、果たして不便はないのだろうか?」「スマートフォンって何がいいかわからない……」と、二の足を踏んでいる人もいるはず。
 
 サラリーマンにとって新たな武器をどう選び、使いこなせばよいのか。「そろそろ乗り換え時かな?」という人のために、今さら聞けないスマートフォンの疑問を4つ選んだ。
 
【Q】買い換えは大変じゃないの?
【A】買い換え自体はいままでの機種変更と同じように行なえるが、利用できなくなるサービスが多いので注意が必要だ。特にキャリアが独自に提供するサービスで使いたいものがあれば、しっかりと確認した方が良い。メールサービスに関しても、ほとんどの機種で対応しているが、一部例外もあるので事前に確認しよう。
 
【Q】これだけ高機能なら、機種本体の値段も高い?
【A】携帯電話は定価がなくオープン価格なので非常に分かりにくいが、最新機種を店頭の販売価格で比較すると、従来型のケータイ電話とスマートフォンではそれほど価格差はないことがわかる。それどころかスマートフォンの方が安いケースもあるので、まずは店頭で自分が気になった機種の値段を比較してみるとよい。
 
【Q】パソコンがなくても使えるの?
【A】iPhoneは原則的に必須で、逆にAndroidはなくても大抵のことができる。iPhoneはOSのアップデートをする際に必ずパソコンが必要になるなど、パソコンがあることを前提に作られているため、ないと不便を強いられるのは間違いない。AndroidはOSのアップデートを端末のみで行なうことが可能で、パソコンがなくても不自由なく使えるだろう。
 
【Q】iモード公式サイトはスマホでも使える?
【A】各キャリアが提供している公式サイトは基本的には利用できない。ただしスマホ向けに同種のサービスを別途提供している例はある。ドコモは今年冬にはiモード公式サイトコンテンツをスマートフォンで利用できるようにする計画を発表しており、冬に向けて各社が公式サイトへの対応を進めることが予想される。
 
※週刊ポスト2011年6月17日号

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