4月21日に乳がんのため亡くなった元キャンディーズの田中好子さん(享年55)の四十九日法要が8日、都内の霊園で営まれた。しとしとと小雨が降り続くなか、夫の小達一雄氏(56)は参列した親族の目もはばからず、その場に泣き崩れた。
愛した妻が亡くなってからというもの、小達氏はずっとふさぎこんだままだという。小達家の知人はこう話す。
「週刊誌に、愛人との“二重生活”が報じられたことも影響しているようです。でも、やはりいちばん大きな原因は、妻を亡くしたという、精神的なダメージでしょう。告別式が終わってからは、会社に一度も出社できずに、ずっと自宅マンションに引きこもってしまっています。食事も満足にとっていないので、身内の人間がなんとか無理やりマンションから引っ張り出して、やっと食事に連れ出す状態だそうです」
そんな小達氏が、食事以外で久しぶりに外出したのが、四十九日法要だった。仏教では、四十九日法要の日に納骨するのが一般的だ。ところが、田中さんの遺骨は、その後もなお納骨されていないという。
「納骨する際には事前に手続きが必要です。田中さんに関しては納骨の届け出はまだされていません。小達さんの関係者のかたからは“しばらく先になる予定です”と聞いています」(霊園関係者)
妻を失った悲しみは、そう簡単には越えられないのだろう。
※女性セブン2011年6月30日号