ライフ

「日本で一番アツい街」新大久保で食べる参鶏湯のグツグツ鍋

『ハンヤン』の「参鶏湯(サムゲタン)」

 夏の暑さを乗り切るために、汗をいっぱいかきながら食べたいのが韓国料理! ……というわけで雑誌『料理王国』誌の元編集長・土田美登世氏がセレクトした『ハンヤン』(東京・新大久保)の「参鶏湯(サムゲタン)」を紹介します!

 * * *
 いま、ニッポンで一番アツい街は新大久保でしょう。平日でもすごい。韓流好きの人、人、人。この街の熱気に負けないように韓国の栄養食を食べて元気を出したい。

 ここ『ハンヤン』ではボリュームたっぷりの参鶏湯がランチタイムに780円で食べられる。鶏1羽のおなかにもち米、朝鮮人参、なつめ、栗、にんにくなどを詰め込み、出汁でじっくりと煮込む。スタッフが朝5時から仕込んでいるそうだ。

 ここでは骨付きの半羽が1人分で、グツグツの鍋が目の前に運ばれてくる。夏なのに鍋?  いいんです。韓国では日本の土用丑の日のウナギように、夏の暑いときにこそこれを食べるのですから。

 コラーゲンたっぷりのスープを飲み、コショウと塩をかけながら柔らかく煮込まれた鶏肉を食べ、口直しには一緒に付いてくるキムチやカクテキをつつく。体の芯からポカポカしてくる。このまま再び熱い街へ。書いているだけで汗が出てきた。

■『ハンヤン』の「参鶏湯(サムゲタン)」 780円(ディナーでは1550円)

【住所】東京都新宿区大久保1-14-18 バリュー大久保ビルB1
【営業時間】11~16時、17~22時半(LO)
【定休日】火
【カード】可

 新大久保駅から大久保通りを徒歩5分。人気の韓国家庭料理店。80席くらいの明るい店内はいつもにぎやかだ。ランチは「石焼きビビンバ(780円)」「キムチチゲ(980円)」など15種類が用意されているが、夜のメニューも食べられる。おすすめは「生サムギョプサル(1人前1030円。2人前から)」。ぶ厚い豚バラ肉を焼き、サンチュに巻いて食べる。

撮影■岩本朗

※週刊ポスト2011年7月15日号

トピックス

上原多香子の近影が友人らのSNSで投稿されていた(写真は本人のSNSより)
《茶髪で缶ビールを片手に》42歳となった上原多香子、沖縄移住から3年“活動休止状態”の現在「事務所のHPから個人のプロフィールは消えて…」
NEWSポストセブン
ラオス語を学習される愛子さま(2025年11月10日、写真/宮内庁提供)
《愛子さまご愛用の「レトロ可愛い」文房具が爆売れ》お誕生日で“やわらかピンク”ペンをお持ちに…「売り切れで買えない!」にメーカーが回答「出荷数は通常月の約10倍」
NEWSポストセブン
王子から被害を受けたジュフリー氏、若き日のアンドルー王子(時事通信フォト)
《10代少女らが被害に遭った“悪魔の館”写真公開》トランプ政権を悩ませる「エプスタイン事件」という亡霊と“黒い手帳”
NEWSポストセブン
「性的欲求を抑えられなかった」などと供述している団体職員・林信彦容疑者(53)
《保育園で女児に性的暴行疑い》〈(園児から)電話番号付きのチョコレートをもらった〉林信彦容疑者(53)が過去にしていた”ある発言”
NEWSポストセブン
『見えない死神』を上梓した東えりかさん(撮影:野崎慧嗣)
〈あなたの夫は、余命数週間〉原発不明がんで夫を亡くした書評家・東えりかさんが直面した「原因がわからない病」との闘い
NEWSポストセブン
テレ朝本社(共同通信社)
《テレビ朝日本社から転落》規制線とブルーシートで覆われた現場…テレ朝社員は「屋上には天気予報コーナーのスタッフらがいた時間帯だった」
NEWSポストセブン
62歳の誕生日を迎えられた皇后雅子さま(2025年12月3日、写真/宮内庁提供)
《愛子さまのラオスご訪問に「感謝いたします」》皇后雅子さま、62歳に ”お気に入りカラー”ライトブルーのセットアップで天皇陛下とリンクコーデ
NEWSポストセブン
竹内結子さんと中村獅童
《竹内結子さんとの愛息が20歳に…》再婚の中村獅童が家族揃ってテレビに出演、明かしていた揺れる胸中 “子どもたちにゆくゆくは説明したい”との思い
NEWSポストセブン
日本初の女性総理である高市早苗首相(AFP=時事)
《初出馬では“ミニスカ禁止”》高市早苗首相、「女を武器にしている」「体を売っても選挙に出たいか」批判を受けてもこだわった“自分流の華やかファッション”
NEWSポストセブン
「一般企業のスカウトマン」もトライアウトを受ける選手たちに熱視線
《ソニー生命、プルデンシャル生命も》プロ野球トライアウト会場に駆けつけた「一般企業のスカウトマン」 “戦力外選手”に声をかける理由
週刊ポスト
前橋市議会で退職が認められ、報道陣の取材に応じる小川晶市長(時事通信フォト)
《前橋・ラブホ通い詰め問題》「これは小川晶前市長の遺言」市幹部男性X氏が停職6か月で依願退職へ、市長選へ向け自民に危機感「いまも想像以上に小川さん支持が強い」
NEWSポストセブン
割れた窓ガラス
「『ドン!』といきなり大きく速い揺れ」「3.11より怖かった」青森震度6強でドンキは休業・ツリー散乱・バリバリに割れたガラス…取材班が見た「現地のリアル」【青森県東方沖地震】
NEWSポストセブン