芸能

アンジー 「家で養子縁組や遺児などの単語タブーじゃない」

「この映画は私の出演作でもっとも私が大切に考えているテーマを扱った作品。“自信を持てば、自分のなりたいものになれる”が、1作目のメッセージだったけれど、新作では家族の大切さや自己発見の旅について語っているの」

 世界中で大ヒットした『カンフー・パンダ』とその続編である本作『カンフー・パンダ2』に、主人公・ポーと友情で結ばれているマスター・タイガーの声優として参加したアンジェリーナ・ジョリー(36)。3男3女の母でもあるが、子供たちと一緒に見られるアニメ映画の仕事を積極的に受けているという。中でも『カンフー~』シリーズは大のお気に入りだ。

「この物語の素敵なところは、私たちがポーと一緒に成長し、人間のいろいろな側面を発見できること。前作でタイガーが養護施設で育ったことが明らかになるけれど、今回は、ポーの生い立ちが描かれる。映画を見終わって、みんなであれこれ話したわ。わが家では養子縁組や遺児という言葉はタブーじゃないの。ポーの生い立ちを知って、自分たちと同じだって子供たちも誇りを持ったみたい」

【作品情報】
『カンフー・パンダ2』
 小心者ながら修業でカンフーを学び“伝説の龍の戦士”となったパンダのポー。マスター・タイガーら“マスター・ファイブ”と共に平和の谷を守るポーの前に新たな強敵が現れる。声の出演/ジャック・ブラック、アンジェリーナ・ジョリーほか。配給/パラマウント・ピクチャーズ。8月19日(金)より、新宿ピカデリーほかにて全国ロードショー。

※女性セブン2011年8月18日号

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