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部下から料理取り分けてもらい「モテキ」を確信する48才係長

何かと話題な「モテキ」という言葉。小学校の教師をしている東京都在住のSさん(46才)の夫(48才)は、何を勘違いしたのかいまが「モテキ」だと、いい張っているという。そんな夫への不満をSさんがぶちまける!

* * *
うちの夫は“平凡”が服着て歩いているような、どこにでもいるオジサン。ポンポコお腹を1cmでも細くしたいって、ため息をついてたのに最近、急に妙なことをいい出したの。

「あるんだな~、誰しも。モテキって」

家族ぐるみでつきあっているMさんご夫婦と食事をしたときにも、「Mさん、モテキってありました?」って突然。妻のいるところでなんてことを聞くんだ…って顔で、ご主人が「Sさんこそ、ありました?」と聞き返したら、待ってましたとばかり「実はぼく、いまなんですよ」とブンと胸を張ったの。

「ふつうは40才過ぎたら若い女子社員からあまり話しかけられないじゃないですか? なのに昨日も『係長ってクマさんみたいで、かわいいですね』だって。会社の飲み会でも、職場の派遣社員のコがぼくの隣の席にピタッと座って離れないんだよ。失恋したらしく『次は係長みたいなマジメな男性にします』って。いや、まいった、まいった」

ずんぐり太い首をポリポリかいてんのよ。

「…はあ、それはかなりのモテキですね」といわれたら、よせばいいのに、さらに調子づいちゃってさ。「そのコがぼくにだけ料理を取りわけてくれて『また相談にのってくださいね』と。いやぁ~、まいったよ」と。

いままでモテたことないから、そんなことで舞い上がっちゃってさ。こんな男の女房をしているのかと思ったら、恥ずかしくて顔から火が出そうだったわよ。

※女性セブン2011年11月3日号

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