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飲みすぎちゃう人の味方 ウコンドリンクを飲み比べてみた

タイプは近いのに、かなり味の違いがあった

 忘年会シーズンもいよいよラストスパート。そして迎えるお正月……と、とかくお酒を飲む機会が多い季節。当サイトの編集部には、「休肝日なんてものは、ない!」と言い切るツワモノが多いが、イベントシーズン関係なく毎日飲む人だって、飲みすぎたらグッタリするのである。

 そんな時に頼りになるのが、最近は種類も増えたウコンなどのドリンク。テレビCMや店頭でよく目にするが、どれがいいのか?――ということで確認するべく、大手メーカーから発売されている商品4つを、飲み比べてみようということに。「“効果を確認するため”という建前があるから、これを飲んだ後には心おきなくお酒が飲めるぞ!」と飲み会まで設定し、内心ニヤニヤしていた記者。

 しかし“休肝日ない”組のサイト編集者のひとりが「素朴な疑問なんだけど、同じ量飲んでも、体調とかなんだとか、結構酔い方変わるしさ。個人の感想とはいえ、“どれが良かった”と言うためにはある程度、条件を揃えて試すべきでは?」と言ったせいで、 “酒が飲める~♪”はずだった企画は、「味の違いをレポート」するという企画にガラリと変わってしまったのであった。

 確かに酒飲みが、同じ条件を作るのは難しい。そして成分表示などを見ると、それぞれ特徴はあるものの、その違いがしっかりわかるほど、酔っ払いの感覚は繊細ではない……。と納得しつつ、「こういうのって、味が似てたりして」と、飲み会がなくなり、すっかり“やる気”をそがれた記者をよそに、企画がスタート。

 まずはコンビニでもドラッグストアでも数多く見かける、『ウコンの力』(ハウス食品)。ちょっとクセがあるというか、薬っぽいところが“効きそう”という味。その分“ヤバい飲みすぎた”とグッタリしている時には、飲みにくいかも……ということで、お酒を飲む前がオススメか。
代表的な成分:クルクミン30mg、ビタミンC100mg

 続いて『カロリミット×ウコン』(ファンケル)は、ギムネマ・桑の葉・グローブとウコンのドリンクで、ピンクグレープフルーツ味と書いてある。爽やかさの中に複雑な苦みがあるが、グレープフルーツのフレーバーに馴染んでいる。カロリーセーブとの“合わせワザ”なので、やはりこちらも“飲み会前”に向いている1本だろう。
代表的な成分:ギムネマシルベスタエキス590mg、桑の葉エキス100mg、グローブエキス100mg、クルクミン30mg

 そしてちょっと番外っぽいのだが、『ノ・ミカタ』(味の素)はウコンの成分であるクルクミンは入っていない。その代り肝臓にいいとされる、アミノ酸「アラニン」が同様の働きをするらしい。プラム風味とある通り、飲みやすい味で、後味のすっぱさが特徴的。ボトルに書いてある「飲み方」によると「お付き合いの前でも、後でも、途中でも」ということで、“いつでもどうぞ”な1本。
代表的な成分:アラニン5000mg

 最後に『リアルウコン』(コカ・コーラ)。ウコン特有のクセがなく、多少酸味を感じるが炭酸の感じと相まってスッキリ。同ブランドの『リアルゴールド』が、ドリンク剤の見た目に対して飲みやすくておいしいのと、同じ方向性か。普通に“おいしい飲み物”の味で、ちょっとびっくり。こちらはクルクミンの他、『ノ・ミカタ』にも入っているアミノ酸「アラニン」が配合されているので、やはりタイミングを選ばない飲み方ができそうだ。
代表的な成分:アラニン5100mg、クルクミン30mg

 ちなみにこの手のアイテムは、なんとなく「飲む前に、飲む」イメージがあるが、最近は「ほどよく飲んだ後に、飲む」という飲み方が、増えているという。お酒の飲み方同様、こういうアイテムの飲み方も、自分のペースがあるみたいだ。

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