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《ステージ4の大腸がん公表》松田聖子のものまねタレント・Seikoが語った「“余命3か月”を過ぎた現在」…「子供がいたらどんなに良かっただろう」と語る“真意”

松田聖子のものまねタレント・Seiko

松田聖子のものまねタレント・Seiko

 松田聖子(63)のものまねタレント・Seiko(57)がステージ4の大腸がんで、「余命3か月」を告げられている——NEWSポストセブンがこう報じたのは2025年10月下旬のこと。現在も、Seikoは闘病を続けていた。

「私の今の病名は、S字直腸がんです。ステージ4の末期がんで、骨、肋骨、肝臓と転移しています。初めて医師に告知されたのが2025年の2月27日で、その時に『余命3か月』とも伝えられました。それでもまだ、こうして生きています」

 こう語るSeiko。前回の取材時は対面でインタビューを行なったが、今回は抗がん剤治療のために体調がすぐれず、対面取材は叶わなかった。

 押しも押されもせぬ大スター・聖子にSeikoが魅せられたのは、小学生の時だったという。中学生の文化祭でものまねをし、同級生からのあだ名は「せいこちゃん」だった。

 その後は芸能界に入りタレント活動を開始。当時のものまね番組『超そっくり人間! 炎の対決グランプリ!』(テレビ朝日)で優勝したことをきっかけに、27歳でものまねタレントとしてデビューした。

 デビュー後、『music-enta(ミュージック・エンタ)』(テレビ朝日)で本人との念願の共演。「聖子さんが『Seikoちゃんがいちばん正統派でやってくれて、本当に上手い』と言っていたとスタッフさんから聞いて、それがその後どれだけ励みになったかわかりません」と明かす。

 その後、年間100本を超える仕事を受けるようになったSeikoは多忙を重ねた。29歳の時には、授かった子供の中絶も経験。その後、新たに子供を授かることはなかった。波乱万丈の人生だったが、1人で闘病を続けるなかで「後悔の念」もあるという。

「自分の死期を悟ると、『後悔して死にたくない』という思いが出てくる。だから前向きに考えたいのですが、やはり『私は自分を大切に生きられなかったな』という思いもあるのです。私は後悔の苦笑いの中で死んでいくのかもしれません。

 人はやっぱり、綺麗事のままで死ねないなと思う。がん治療に臨む今も、優しい言葉をかけてくれる子供がいたらどんなに良かっただろうと思います。私の記事を読んでくださる方々が、どうか平凡な毎日や自分を大切に生きてほしいと願います」

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