イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(AFP=時事)
昨年のオーストラリアに続き、今年はインドネシアで“国外追放”されたイギリス出身の女性インフルエンサー、ボニー・ブルー(26)。世界各地でトラブルを巻き起こす彼女について、所詮遠い国の出来事だと受け止めている日本人は多いことだろう。
しかしボニーは2025年、その活動において、ふたつの大きな“発明”を成し遂げた。特製ラッピングバス、通称“BANGバス”と“体液入り小瓶のギフト”だ。
ボニーは、自身のキワドい水着姿などをSNSに投稿し、より露骨なコンテンツを会員制サイトで有料で販売するインフルエンサーだ。大きな成功を収め、「月収54万ポンド(日本円にして1億円以上)」と公言している。
2024年秋、現地の若者と“交流”する目的でオーストラリアを訪問したところ、大きな反対運動が勃発。複数の海外メディアの報道によると、その後、ボニーの観光ビザは無効にされたという。それから約1年後、今度はインドネシアのバリ島で警察沙汰になった。性的な映像を制作している疑いが持たれ、島内のスタジオにいたボニーを含む18人が警察に拘束された。
海外事情に詳しいジャーナリストが語る。
「カメラ数台、USBメモリ、潤滑ジェル、さまざまな色やブランドの避妊具なども押収されました。ただ、違法なコンテンツを制作していた確たる証拠は見つからなかったようです。
結局、ボニーは交通違反を理由に“国外追放”されることになりました。複数の海外メディアが、罰金9ポンド(日本円で約1800円)を支払うとともに、インドネシアへの入国が10年間禁止になったと報じています」
