ライフ

保湿の疑問 化粧品は高いほどいい? 風呂上りはすぐケア?

老化の原因は乾燥にあり! 意外と知らない保湿のホンマでっか? を「銀座ケイ スキンクリニック院長」の慶田朋子さんとビューティーライターの入江信子さんに検証してもらった。

Q1.化粧水と乳液だけじゃダメってホント?
ホント。「大人の保湿には、化粧水、乳液、クリームをセットで使うのがベスト。化粧水は肌のキメを整え、ほかの美容成分をなじみやすくさせますし、肌を柔らかくする乳液と肌を活性化させるクリームも、役割が違うので、両方使ったほうがいいでしょう」(入江さん)。

Q2.大人の女性の3人にひとりは乾燥肌ってホント?
ホント。「しかも、原因のほとんどが洗顔のしすぎ。汗とホコリは水で落とせるので、メイクをクレンジング剤でやさしく落としたら、ぬるま湯ですすぐ程度に」(慶田さん)。「洗顔は全顔をしっかりしなくてOK。よく泡だてた洗顔料で、Tゾーンを中心に古い角質を落とし、くすみをオフ」(入江さん)。

Q3.保湿アイテムは高価なほうがいいってホント?
そうともいいきれません。「美容成分がつまった高価な保湿アイテムは、つけることで満足してしまって、量が足りていない人が多いんですよ。高価な保湿アイテムを、もったいなくて、少ししかつけないのなら、安くてもいいから気兼ねなくたっぷりつけられるアイテムを選びましょう。つけても量が足りていなければ意 味がありません」(入江さん)

Q4. いま話題の美容オイル、大人の肌にいいってホント
ホント。「『オイルはベタつく』と敬遠されがちですが、美容オイルはなかなかのすぐれモノ。水分の蒸発を防いで肌をガードしてくれるのはもちろん、少量でも伸びがいいし、肌なじみも抜群。ほかの美容成分の浸透を助ける働きもあります。苦手な場合は、乳液やクリームに混ぜて使うのも手」(入江さん)

Q5.お風呂上がりにすぐスキンケアしないとダメってホント?
ホント。「『あとでゆっくりやろう』は厳禁! 顔を洗ってからしばらく何もつけないという人が約6割もいるといわれています。これはとってもキケンなこと! その間にもどんどん水分が蒸発しているのです。入浴後は、3~5分以内にはケアを。“すっぴん肌は老けのもと”と肝に銘じて」(入江さん)

※女性セブン2012年2月16日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
「What's up? Coachella!」約7分間、圧巻のパフォーマンスで観客を魅了(写真/GettyImages)
Number_iが世界最大級の野外フェス「コーチェラ」で海外初公演を実現 約7分間、圧巻のパフォーマンスで観客を魅了
女性セブン
《家族と歩んだ優しき元横綱》曙太郎さん、人生最大の転機は格闘家転身ではなく、結婚だった 今際の言葉は妻への「アイラブユー」
《家族と歩んだ優しき元横綱》曙太郎さん、人生最大の転機は格闘家転身ではなく、結婚だった 今際の言葉は妻への「アイラブユー」
女性セブン
天皇皇后両陛下、震災後2度目の石川県ご訪問 被災者に寄り添う温かいまなざしに涙を浮かべる住民も
天皇皇后両陛下、震災後2度目の石川県ご訪問 被災者に寄り添う温かいまなざしに涙を浮かべる住民も
女性セブン
今年の1月に50歳を迎えた高橋由美子
《高橋由美子が“抱えられて大泥酔”した歌舞伎町の夜》元正統派アイドルがしなだれ「はしご酒場放浪11時間」介抱する男
NEWSポストセブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
STAP細胞騒動から10年
【全文公開】STAP細胞騒動の小保方晴子さん、昨年ひそかに結婚していた お相手は同い年の「最大の理解者」
女性セブン
年商25億円の宮崎麗果さん。1台のパソコンからスタート。  きっかけはシングルマザーになって「この子達を食べさせなくちゃ」
年商25億円の宮崎麗果さん。1台のパソコンからスタート。 きっかけはシングルマザーになって「この子達を食べさせなくちゃ」
NEWSポストセブン
大谷翔平を待ち受ける試練(Getty Images)
【全文公開】大谷翔平、ハワイで計画する25億円リゾート別荘は“規格外” 不動産売買を目的とした会社「デコピン社」の役員欄には真美子さんの名前なし
女性セブン
逮捕された十枝内容疑者
《青森県七戸町で死体遺棄》愛車は「赤いチェイサー」逮捕の運送会社代表、親戚で愛人関係にある女性らと元従業員を……近隣住民が感じた「殺意」
NEWSポストセブン