ビジネス

森永卓郎氏 とんかつ屋株主優待でご飯みそ汁食べ放題目論む

 経済見通しをふまえたうえで先読み資産防衛術を紹介するマネーポストの好評連載「森永卓郎のサバイバル資産防衛術」。今回は森永卓郎氏が注目する「食べ物系」の株主優待銘柄を紹介する。

 * * *
 外食・食品業界など食べ物系では、まずは「手作り居酒屋甘太郎」などを展開するコロワイド。約30万円を投じて単元株(500株)を保有すれば、年間で4万円分の優待食事券がもらえるので、13%を超える優待利回りとなっています。ロイヤルホストなどを展開するロイヤルホールディングスも、年間1000円分の優待食事券がゲットできるので、ファンにはいいでしょうね。

 さらに、長崎ちゃんぽん専門店などを展開するリンガーハットも注目です。ここも食事優待券がもらえますが、一番のお勧めは、それを同社がチェーン展開するとんかつ専門店「とんかつ浜勝」で使う手です。ここは漬物、キャベツ、みそ汁、ご飯が食べ放題。しかも、豚肉の質も凄くいいので、満足度が高いんですよ。

 それから、吉野家ホールディングスと日本マクドナルドホールディングスは、どちらも外食系では株主優待のおいしい王道銘柄です。特に、マクドナルドの無料引換券はテキサスバーガー、ラスベガスバーガーなど期間限定品のセットでも使えるのでありがたいですね。

 ただし、外食系の優待食事券は、金券ショップで売れたとしても換金率は低いので、自分がよく利用する自ら使えるものを優先することが基本です。

 食品業界でのお勧めは、日清食品ホールディングスとカゴメ。どちらも自社グループ商品詰め合わせセットがもらえます。そうしたセットは金額的に大したものではなく、利回りも高くはありませんが、とにかく大きな箱に入って届くので、妙に利益実感が味わえるんですよ。

(連載「森永卓郎のサバイバル資産防衛術」より抜粋)

※マネーポスト2012年春号

トピックス

小林ひとみ
結婚したのは“事務所の社長”…元セクシー女優・小林ひとみ(62)が直面した“2児の子育て”と“実際の収入”「背に腹は代えられない」仕事と育児を両立した“怒涛の日々” 
NEWSポストセブン
松田聖子のものまねタレント・Seiko
《ステージ4の大腸がん公表》松田聖子のものまねタレント・Seikoが語った「“余命3か月”を過ぎた現在」…「子供がいたらどんなに良かっただろう」と語る“真意”
NEWSポストセブン
今年5月に芸能界を引退した西内まりや
《西内まりやの意外な現在…》芸能界引退に姉の裁判は「関係なかったのに」と惜しむ声 全SNS削除も、年内に目撃されていた「ファッションイベントでの姿」
NEWSポストセブン
(EPA=時事)
《2025の秋篠宮家・佳子さまは“ビジュ重視”》「クッキリ服」「寝顔騒動」…SNSの中心にいつづけた1年間 紀子さまが望む「彼女らしい生き方」とは
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(AFP=時事)
《大胆オフショルの金髪美女が小瓶に唾液をたらり…》世界的お騒がせインフルエンサー(26)が来日する可能性は? ついに編み出した“遠隔ファンサ”の手法
NEWSポストセブン
日本各地に残る性器を祀る祭りを巡っている
《セクハラや研究能力の限界を感じたことも…》“性器崇拝” の“奇祭”を60回以上巡った女性研究者が「沼」に再び引きずり込まれるまで
NEWSポストセブン
初公判は9月9日に大阪地裁で開かれた
「全裸で浴槽の中にしゃがみ…」「拒否ったら鼻の骨を折ります」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が明かした“エグい暴行”「警察が『今しかないよ』と言ってくれて…」
NEWSポストセブン
指名手配中の八田與一容疑者(提供:大分県警)
《ひき逃げ手配犯・八田與一の母を直撃》「警察にはもう話したので…」“アクセルベタ踏み”で2人死傷から3年半、“女手ひとつで一生懸命育てた実母”が記者に語ったこと
NEWSポストセブン
初公判では、証拠取調べにおいて、弁護人はその大半の証拠の取調べに対し不同意としている
《交際相手の乳首と左薬指を切断》「切っても再生するから」「生活保護受けろ」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が語った“おぞましいほどの恐怖支配”と交際の実態
NEWSポストセブン
国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白(左/時事通信フォト)
「あなたは日テレに捨てられたんだよっ!」国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白「今の状態で戻っても…」「スパッと見切りを」
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン