ライフ

ワイン界の異端児 ナチュラルローソンのワインを「出色です」

 東京スカイツリーと同じ22日に開業するすぐ隣にそびえる31階建ての東京ソラマチ。30階の1コーナーを占める絶景レストラン。東京ディズニーランドの花火が望め、晴れた日にはスカイツリー越しに富士山の夕日が楽しめ、眼下には隅田川が流れる。

「ソラマチでもいちばんでしょう。日本一の絶景ですよ。スカイツリーもこれだけ近い」

 東京スカイツリータウンに出店するフランス料理店『ブラッスリーオザミ』を展開する『オザミワールド』代表取締役・丸山宏人さん(48才)は笑う。

「日本のフレンチ界の重鎮」と書くメディアもある丸山さんだが、東京で(ということは日本で)ワインを扱う飲食店でその名を知らない人はおそらくいないだろう。「ソムリエの資格を持たないソムリエ」「ワイン界の異端児」「風雲児」など、とにかくすべてが破格だ。

 10店あるレストランで売るワインは1日300本。1年に11万本以上を空にしている計算になる。ちなみに、都内のミシュラン星付きレストランでも1日十数本程度。さらに日本人のワインの年間消費量は3.2本ということからも、1日300本という数字がいかに驚異的かわかる。

 2002年、東京駅前の丸ビル35階に出店。2008年、池袋サンシャイン60の59階に出店。15年の歳月が経ち正社員は150名に。アルバイトも含めると250名になる。日常遣いのワインは、もっぱら1000円ワインという丸山さん。安いワインを楽しむコツを教えてくれた。

「買ってすぐ飲まない。特に自然派のワインは長い旅をしてきたのと同じ。人と同じで疲れているので、1日以上必ず休ませてから開けてください。初夏をワインで楽しむのはどうでしょう。私はコンビニで売っている冷えたワインをその場で開けて楽しんでます。ナチュラルローソン(関東のみ出店)のワインは出色ですよ」

※女性セブン2012年5月31日号

関連キーワード

トピックス

ゆっくりとベビーカーを押す小室さん(2025年5月)
小室眞子さん“暴露や私生活の切り売りをビジネスにしない”質素な生活に米メディアが注目 親の威光に頼らず自分の道を進む姿が称賛される
女性セブン
組織改革を進める六代目山口組で最高幹部が急逝した(司忍組長。時事通信フォト)
【六代目山口組最高幹部が急逝】司忍組長がサングラスを外し厳しい表情で…暴排条例下で開かれた「厳戒態勢葬儀の全容」
NEWSポストセブン
藤浪晋太郎(左)に目をつけたのはDeNAの南場智子球団オーナー(時事通信フォト)
《藤浪晋太郎の“復活計画”が進行中》獲得決めたDeNAの南場智子球団オーナーの“勝算” DeNAのトレーニング施設『DOCK』で「科学的に再生させる方針」
週刊ポスト
手を繋いでレッドカーペットを歩いた大谷と真美子さん(時事通信)
《「ダサい」と言われた過去も》大谷翔平がレッドカーペットでイジられた“ファッションセンスの向上”「真美子さんが君をアップグレードしてくれたんだね」
NEWSポストセブン
「漫才&コント 二刀流No.1決定戦」と題したお笑い賞レース『ダブルインパクト』(番組公式HPより)
夏のお笑い賞レースがついに開催!漫才・コントの二刀流『ダブルインパクト』への期待と不安、“漫才とコントの境界線問題”は?
NEWSポストセブン
パリの歴史ある森で衝撃的な光景に遭遇した__
《パリ「ブローニュの森」の非合法売買春の実態》「この森には危険がたくさんある」南米出身のエレナ(仮名)が明かす安すぎる値段「オーラルは20ユーロ(約3400円)」
NEWSポストセブン
韓国・李在明大統領の黒い交際疑惑(時事通信フォト)
「市長の執務室で机に土足の足を乗せてふんぞり返る男性と…」韓国・李在明大統領“マフィアと交際”疑惑のツーショットが拡散 蜜月を示す複数の情報も
週刊ポスト
中核派の“ジャンヌ・ダルク”とも言われるニノミヤさん(仮称)の壮絶な半生を取材した
高校時代にレイプ被害で自主退学に追い込まれ…過去の交際男性から「顔は好きじゃない」中核派“謎の美女”が明かす人生の転換点
NEWSポストセブン
白石隆浩死刑囚
《死刑執行》座間9人殺害の白石死刑囚が語っていた「殺害せずに解放した女性」のこと 判断基準にしていたのは「金を得るための恐怖のフローチャート」
NEWSポストセブン
ゆっくりとベビーカーを押す小室さん(2025年5月)
《小室圭さんの赤ちゃん片手抱っこが話題》眞子さんとの第1子は“生後3か月未満”か 生育環境で身についたイクメンの極意「できるほうがやればいい」
NEWSポストセブン
中核派の“ジャンヌ・ダルク”とも言われるニノミヤさん(仮称)の壮絶な半生を取材した
【独占インタビュー】お嬢様学校出身、同性愛、整形400万円…過激デモに出没する中核派“謎の美女”ニノミヤさん(21)が明かす半生「若い女性を虐げる社会を変えるには政治しかない」
NEWSポストセブン
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン