ライフ

皇太子殿下も来店 現役生から80代OBまで学習院大生集う店

『マックス キャロット』で人気の「イカ墨のスパゲティー」1260円

 学生時代、何度も通った大学近くの定食屋。親父やお袋のようにやさしく、ときに厳しく接してくれた店主たちは、今も変わらず現役だ。ここでは、学習院大学・目白キャンパス近くの『マックス キャロット』を紹介しよう。

 * * *
 ジャズ好きの店主・坪井明人さんが大人の集う店を目指して昭和48年にオープン。だがその想いとは裏腹に大学から近く、旨くてボリュームがあったため、すぐに学生の間で評判になりメインの客は学習院大生になった。

「皇太子様にもお越しいただいています。学習院女子大学教授の神田典城先生は創業時から来ている音楽部のOBで、今でもつい、『神田君』なんて呼んじゃいますよ(笑い)。

 部活の練習後もさまざまな部が訪れますが、毎日のように来るのはアメフト部です。4月の新入生歓迎会で紹介された華奢な1年生が、4年生になるにつれて逞しくなっていく姿を見るのは嬉しいものです」と、坪井さん。

 人気メニューはパスタ、グラタン、チキンカレーで、サイズはM、L、2L、3Lの4種類。5人前に相当する3Lのパスタをペロリと平らげてしまう大食漢もいるというから驚きだ。

 学習院大学のOBたちで構成される「桜友会」のメンバーで、70代、80代のOBも頻繁に店を訪れるという。現役もOBも『マックス キャロット』が集いの場のようだ。

■マックス キャロット
【住所】東京都豊島区目白3-16-16 広運ビル1F
【営業時間】10~23時
【定休日】日曜・祝日

撮影■井坂英彰

※週刊ポスト2012年6月15日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

ゆっくりとベビーカーを押す小室さん(2025年5月)
小室眞子さん“暴露や私生活の切り売りをビジネスにしない”質素な生活に米メディアが注目 親の威光に頼らず自分の道を進む姿が称賛される
女性セブン
組織改革を進める六代目山口組で最高幹部が急逝した(司忍組長。時事通信フォト)
【六代目山口組最高幹部が急逝】司忍組長がサングラスを外し厳しい表情で…暴排条例下で開かれた「厳戒態勢葬儀の全容」
NEWSポストセブン
藤浪晋太郎(左)に目をつけたのはDeNAの南場智子球団オーナー(時事通信フォト)
《藤浪晋太郎の“復活計画”が進行中》獲得決めたDeNAの南場智子球団オーナーの“勝算” DeNAのトレーニング施設『DOCK』で「科学的に再生させる方針」
週刊ポスト
手を繋いでレッドカーペットを歩いた大谷と真美子さん(時事通信)
《「ダサい」と言われた過去も》大谷翔平がレッドカーペットでイジられた“ファッションセンスの向上”「真美子さんが君をアップグレードしてくれたんだね」
NEWSポストセブン
「漫才&コント 二刀流No.1決定戦」と題したお笑い賞レース『ダブルインパクト』(番組公式HPより)
夏のお笑い賞レースがついに開催!漫才・コントの二刀流『ダブルインパクト』への期待と不安、“漫才とコントの境界線問題”は?
NEWSポストセブン
パリの歴史ある森で衝撃的な光景に遭遇した__
《パリ「ブローニュの森」の非合法売買春の実態》「この森には危険がたくさんある」南米出身のエレナ(仮名)が明かす安すぎる値段「オーラルは20ユーロ(約3400円)」
NEWSポストセブン
韓国・李在明大統領の黒い交際疑惑(時事通信フォト)
「市長の執務室で机に土足の足を乗せてふんぞり返る男性と…」韓国・李在明大統領“マフィアと交際”疑惑のツーショットが拡散 蜜月を示す複数の情報も
週刊ポスト
中核派の“ジャンヌ・ダルク”とも言われるニノミヤさん(仮称)の壮絶な半生を取材した
高校時代にレイプ被害で自主退学に追い込まれ…過去の交際男性から「顔は好きじゃない」中核派“謎の美女”が明かす人生の転換点
NEWSポストセブン
白石隆浩死刑囚
《死刑執行》座間9人殺害の白石死刑囚が語っていた「殺害せずに解放した女性」のこと 判断基準にしていたのは「金を得るための恐怖のフローチャート」
NEWSポストセブン
ゆっくりとベビーカーを押す小室さん(2025年5月)
《小室圭さんの赤ちゃん片手抱っこが話題》眞子さんとの第1子は“生後3か月未満”か 生育環境で身についたイクメンの極意「できるほうがやればいい」
NEWSポストセブン
中核派の“ジャンヌ・ダルク”とも言われるニノミヤさん(仮称)の壮絶な半生を取材した
【独占インタビュー】お嬢様学校出身、同性愛、整形400万円…過激デモに出没する中核派“謎の美女”ニノミヤさん(21)が明かす半生「若い女性を虐げる社会を変えるには政治しかない」
NEWSポストセブン
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン