国内

美智子さま「もう一度日韓の歴史を勉強してみよう」とご決心

「(天皇が)韓国を訪問したいなら、独立運動をして亡くなった方たちを訪ねて、心から謝罪をする必要がある。“痛惜の念”という単語ひとつを言いに来るというなら、訪韓の必要はない」

 終戦の日前日の8月14日、韓国の李明博大統領が、天皇陛下の訪韓について、こう言及。“日韓友好”への思いを大切にされてきた天皇皇后両陛下は、大変お心を痛められているという。

 この前代未聞の大統領の“謝罪要求”には、宮内庁内からも憤りの声が聞こえてくる。

「これまで陛下が韓国の歴代大統領から招聘を受けることはあっても、公に陛下が“訪韓”を希望する発言をされたことはありませんでした。ですから宮内庁内部からは、李大統領の発言に“韓国側がそういう態度なら、両陛下を行かせることはできない”と怒りの声があがっているほどです」(宮内庁関係者)

 そんななか、美智子さまは親しい知人に電話をかけ“ある決意”を口にされていた。

「美智子さまからお電話をいただいたんですが、現在の韓国との関係について心を痛められているのが伝わってきました。“韓国はお隣りの国だから、いつも仲良くしていなければいけませんよね。ですから、私はもう一度、両国の歴史について勉強してみようと思っているの”と一語一語噛みしめるような強い口調でおっしゃっていました」

 美智子さまはすでに具体的な行動へと動かれていた。外交に詳しい別の知人にも、こんな電話をされていたのだ。

「美智子さまから、韓国と日本とのこれまでの歩みについて質問を受けました。両国の関係、歴史を知るには、“どの文献を読んだらいいかしら?”とか“誰にレクチャーをしてもらったらいいかしら?”とそれは熱心なご様子でした」

※女性セブン2012年9月13日号

関連記事

トピックス

解散を発表したTOKIO(HPより)
「TOKIOを舐めるんじゃない!」電撃解散きっかけの国分太一が「どうしても許せなかった」プロとしての“プライド” ミスしたスタッフにもフォロー
NEWSポストセブン
教員ら10名ほどが集まって結成された”盗撮愛好家グループ”とは──(写真左:時事通信フォト)
〈機会があってうらやましいです〉教師約10人参加の“児童盗撮愛好家グループ”の“鬼畜なやりとり”、教育委員会は「(容疑者は)普通の先生」「こういった類いの不祥事は事前に認知が難しい」
NEWSポストセブン
警視庁を出る鈴木善貴容疑者=23日午前9時54分(右・Instagramより)
「はいオワター まじオワター」「給料全滅」 フジテレビ鈴木容疑者オンカジ賭博で逮捕、SNSで1000万円超の“借金地獄”を吐露《阿鼻叫喚の“裏アカ”投稿内容》
NEWSポストセブン
大手芸能事務所の「研音」に移籍した宮野真守
《異例の”VIP待遇”》「マネージャー3名体制」「専用の送迎車」期待を背負い好スタート、新天地の宮野真守は“イケボ売り”から“ビジュアル推し”にシフトか
NEWSポストセブン
「最近、嬉しかったのが女性のファンの方が増えたことです」
渡邊渚さんが明かす初写真集『水平線』海外ロケの舞台裏「タイトルはこれからの未来への希望を込めてつけました」
NEWSポストセブン
4月12日の夜・広島県府中町の水分峡森林公園で殺害された里見誠さん(Xより)
《未成年強盗殺人》殺害された “ポルシェ愛好家の52歳エリート証券マン”と“出頭した18歳女”の接点とは「(事件)当日まで都内にいた」「“重要な約束”があったとしか思えない」
NEWSポストセブン
「父としての自覚」が芽生え始めた小室さん
「よろしかったらお名刺を…!」“1億円新居”ローン返済中の小室圭さん、晩餐会で精力的に振る舞った理由【眞子さんに見せるパパの背中】
NEWSポストセブン
多忙なスケジュールのブラジル公式訪問を終えられた佳子さま(時事通信フォト)
《体育会系の佳子さま》体調優れず予定取り止めも…ブラジル過酷日程を完遂した体力づくり「小中高とフィギュアスケート」「赤坂御用地でジョギング」
NEWSポストセブン
麻薬密売容疑でマグダレナ・サドロ被告(30)が逮捕された(「ラブ・アイランド」HPより)
ドバイ拠点・麻薬カルテルの美しすぎるブレイン“バービー”に有罪判決、総額103億円のコカイン密売事件「マトリックス作戦」の攻防《英国史上最大の麻薬事件》
NEWSポストセブン
広島県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年6月、広島県。撮影/JMPA)
皇后雅子さま、広島ご訪問で見せたグレーのセットアップ 31年前の装いと共通する「祈りの品格」 
NEWSポストセブン
無期限の活動休止を発表した国分太一(50)。地元でもショックの声が──
《地元にも波紋》「デビュー前はそこの公園で不良仲間とよくだべってたよ」国分太一の知られざる “ヤンチャなTOKIO前夜” 同級生も落胆「アイツだけは不祥事起こさないと…」 【無期限活動停止を発表】
NEWSポストセブン
出廷した水原被告(右は妻とともに住んでいたニューポートビーチの自宅)
《水原一平がついに収監》最愛の妻・Aさんが姿を消した…「両親を亡くし、家族は一平さんだけ」刑務所行きの夫を待ち受ける「囚人同士の性的嫌がらせ」
NEWSポストセブン