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ペット大好き妻「初恋のケンちゃんにそっくり」と針鼠を購入

 夫婦の日常も様々だが、あらゆる夫婦のエピソードが、漫談家の綾小路きみまろにメールや手紙で続々と寄せられている。今回寄せられたのは、水産メーカー勤務のご主人(47歳)。奥様(47歳)は以前、モモンガを飼育していました。

 * * *
 今はハリネズミです。飼うのは勝手ですけど、僕のほうはえらい迷惑ですよ。

「なんで今夜もイワシの丸干しなんだ?」
「良質な動物性たんぱく質が豊富なハリネズミ専用フードって高いのよ。ケンちゃんのために我慢して」
「誰だ、ケンちゃんって?」
「ハリネズミの名前よ。ペットショップで初めて見た時、小学校の初恋のケンちゃんに眼差しがそっくりだったの」

 それぐらいはまだ許せますが、

「アナタ、問題! ハリネズミは何の仲間でしょうか?」
「ハリネズミっていうぐらいだから、ネズミの仲間だろ?」
「ブーッ! モグラの仲間です! ハリネズミって大きく分けると、ピグミーヘッジホッグとナミハリネズミに分けられると知ってた?」

 って、知らないし、知りたくもない!

 それに僕が少しでも近付こうとすると、「鋭い針が生えているのは何のためか知ってるの? 身を守るためで、すごく臆病なのよ! 驚かせないで!」。

 この前なんか、ソファで新聞を読んでる僕の顔を覗きこみ、「眼差しがケンちゃんと全然違う!」って、違っていて結構だよ!

※週刊ポスト2012年9月7日号

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