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前頭部の前髪失ったナオミ・キャンベル 牽引性脱毛症の可能性

 褐色の肌とストレートの黒髪がエキゾチックな、1990年代を代表するスーパーモデルのナオミ・キャンベル(42才)だが、その頭を巡って、今大騒動となっている。前頭部から側頭部も含め、前髪が消えてしまっているのだ。

「ナオミはランウェイやレッドカーペットに登場するとき、だいたい髪はストレートロングにしているのですが、地毛はカーリーヘア。彼女はずっと、エクステやウィーヴ(自分の毛に編み込んだりして使う髪の毛の束)を使い、美しいストレートロングを作り出してきたんです。前頭部がこうなってしまった要因は、エクステやウィーヴなどを使い続けていたことだと言われています」(ファッション誌関係者)

 美を追い求め続けた結果、こんなことになってしまうなんて…。エクステ脱毛の恐怖について、毛髪診断士の小林弘子さんがこう説明する。

「これは、髪が引っぱられることで毛が抜けてしまう“牽引性脱毛症”でしょう。ポニーテールやおだんごなど、同じ髪形で、同じように髪を引っぱり続けていると、頭部の血流が悪くなるんです。血行不良になると毛穴が収縮し、髪の毛へ栄養が行かなくなってしまうんです。結果、髪の毛が細くなり、脱毛となる。エクステの場合、24時間、ずっと髪の毛が引っ張られている状態になるわけですから、影響は大きいわけです」

※女性セブン2012年9月13日号

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