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新潟県で造る柑橘系風味の琥珀色地ビール 世界的評価高まる

5種類のモルトをブレンドして造る「アンバースワンエール」

 日本の地ビールに革命が起きている――少し前まで旅先で買うお土産でしかなかった地ビール。ところが今、こだわりの製法で造られる地ビールがブームとなって世界的な評価もうなぎ上りだ。

 2年に1度アメリカで開催される“ビールの五輪”『ワールド・ビアカップ』の“アメリカンスタイルアンバー/レッドエール”部門で、今年見事銀賞を受賞したのが、新潟県のスワンレイクビールの「アンバースワンエール」だ。

 1997年、白鳥が飛来する瓢湖近く、豪農・五十嵐邸内に開設された醸造所で、スワンレイクの名はその湖が由来だ。受賞したのは阿賀野川の伏流水を使用した琥珀色(アンバー)ビールで、アメリカ産ホップの柑橘系風味、カラメルモルトの香ばしさが特徴。

「黄金色でも黒でもないビールでお客さんを楽しませたかったんです。メダルが目的ではありませんが、自分たちの仕事が認めてもらえるのは最高にうれしいです」と醸造士・渡邊康一さん。

※週刊ポスト2012年9月21・28日号

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