国内

ホリエモン 塀の中からソニー買収計画と大胆改革案を提言

 ビートたけし、勝谷誠彦、吉田豪など錚々たる論客が寄稿する『メルマガNEWSポストセブン』では、現在服役中のホリエモンこと堀江貴文氏の連載も収録。担当編集S氏が明かす獄中近況記は、堀江氏の意外な一面がわかると評判だ。9月21日配信の32号から、その一部を紹介しよう。

 * * *
 こんにちは。『堀江貴文のブログでは言えない話』担当の編集Sです。長野刑務所での堀江の近況をお伝えしますね。

 今週は、堀江がシャバのニュースを塀の中から切ります!

【ソニーの時価総額がついに1兆円割る】

 日本が世界に誇るソニーの時価総額がついに1兆円を割ってしまいました。2009年から4期連続の赤字で、落ちるところまで落ち込んでしまったようです。日本人としては、なんだか悲しいニュースも堀江は違う目線で見ております。「ソニーは、ブランドと技術力だけで『買い』だよな。2005年のライブドアであれば買えていた額だ」と、買収計画を頭の中で描いておりました。

 そして、買ったあとの展開についてこう述べています。
「もし買ったら、それが今であっても、消費者向けテレビなど今後絶対に利益が出ない部門を中国企業にバルクセールし、コンテンツ、ファイナンス、モバイル機器に特化して商品点数を劇的に減らすだろう。ニッチ部門はMBOを促すのもイイね」

 テレビは台湾や韓国のメーカーに敵わないから売ってしまう。利益が出る部門だけを残して、ほかはバッサリと切るということのようです。「これだけの資産を新社長はどうするのか。今のところ、方向性は間違ってないけど大胆さが足りない気がする。ノンビリしていると、シャープみたくなっちまうぞ」と塀の中から檄を飛ばしております。

 もし御大がソニーを買ったらどうなるのか。立て直してくれるような気もしますが、果たして…。

 ※メルマガNEWSポストセブン32号


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