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離婚考えたことある40・50代妻は48% 留まった理由は子と金

 最近終わった昼ドラ『幸せの時間』(東海テレビ)は、夫の浮気や妻の不倫といった泥沼の夫婦関係が話題になったが、リアルな主婦たちの日常はどうなっているのか。40代、50代主婦500人にアンケートを実施した。

「夫に不満がありますか」という答えに対し、「不満がある」と答えた人は51.4%で「不満はない」と答えた人は48.6%。そして「不満がある」と答えた人に「どこが不満ですか。(複数回答)」と聞いたところ、もっとも多かったのが「人の話を聞いていない」の44.4%。以下、「家事を手伝わない」(36.6%)、「文句が多い」(30.4%)、「給料が少ない」(23.7%)、「子どもの面倒を見ない」(13.2%)、「セックスをしない」(12.8%)となった。

 28.4%の「その他」には「見下す」(41才専業主婦)、「モラハラ」(44才アルバイト・パート)などがあった。

「不満がある」と答えた人の内訳は、会話が0~10分未満の人が76%、10分~1時間未満は48.4%。一方、1時間以上話している人でも40%を超えた。

 この結果について、精神科医、岩崎メンタルクリニック院長で恋愛を含む“依存症”について詳しい岩崎正人さんは「“人の話を聞いていない”がトップなのは、夫婦がきちんと向き合えていないということ。名前で呼んだり、ふたりで出かけたりしていても、表面だけの夫婦も少なくないのかもしれません」と語る。

 また、「離婚を考えたことはありますか」と聞いたところ、「はい」と答えた人は47.6%で「いいえ」と答えた人は52.4%に。「はい」と答えた人に「なぜ離婚するのをやめましたか」と聞いたら、もっとも多かったのが「子供のため」の38.7%。以下、「お金がない」(31.5%)、「やはり夫が好き」(15.5%)、「夫が反対した」(4.6%)、「両親や友達など周囲に止められた」(1.7%)、「子供が反対した」(0.4%)と続いた。7.6%を占めた「その他」には「まだ退職金や年金を奪えない時期だから」(54才専業主婦)、「見栄」(56才専業主婦)などがあった。

 約半数が離婚を考えた経験が。しかし、「子供のため」や「お金がない」などの事情で踏み切れない人が多数いるようだ。

※女性セブン2013年1月10・17日号

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