ライフ

渦中の2ちゃんひろゆき ホリエモンに「入るかもしれない」

 新春の長野刑務所を元『2ちゃんねる』管理人のひろゆき(西村博之)氏が訪問。ひろゆき氏といえば、昨年12月、『2ちゃんねる』に書き込まれた禁止薬物売買の情報を放置したとして、警視庁に麻薬特例法違反幇助の疑いで書類送検された渦中の人。これまで沈黙を貫いていたが、堀江貴文氏への面会で、ついに今回の騒動について“相談”したのである。その時の模様を報告したメルマガ『中川淳一郎のネットとビールの愉快な話 by NEWSポストセブンVol.4』より、一部抜粋する。

 * * *

 こんにちわ! 『堀江貴文のブログでは言えない話』担当の編集Sです。さて、三が日が明けた1月4日、今年最初の面会日に訪れたのは担当弁護士と、先日、書類送検され世間を騒がせている、元2ちゃんねる管理人のひろゆきさんでした。

 メンバーだけ見ると、何やらきな臭い感じがしなくもないですが、特に意味はありません。「そろそろ面会に行きますか?」と聞いたら「はいー」と、ライトな感じで決まっただけであります。決して、刑務所の先輩になるかもしれない人に、事前に情報を聞きに行ったわけではありません(笑)。

 面会室に入ったひろゆきさん、開口一番「え!? 誰っ!? すごい違和感。だって痩せているもん」と言い放ちます。すかさず御大は、「おまえ、誰ってなんだよー。前に来たじゃん。つーか、しょうがねぇーだろ、こんな所にいるんだから」とキレながら笑います。この二人の対談書籍などを担当している自分ですが、数年前からこのノリは変わっていません。昔からお互いを知っているからなのか、なんというか、子供の頃からの友達のような仲の良さを感じさせますね。

 しかし、二人とも状況は昔と異なります。御大もそうですが、ひろゆきさんも書類送検されたのですから。そのひろゆきさん、思い立ったかのように、「あ、そうだ、入るかもしれない! 先輩、ご教授ください」と“ネタ”を言い出します。

「書類送検とか、そんなレベルでムショに入るわけねーだろっ! もし有罪になったとしても罰金刑だっての」とは御大ですが、冷静な分析ですね。さすがは経験者。一方のひろゆきさんは、「いやぁ、有罪になったら、堀江さんと僕がハイタッチして入れ替わろうと思っていたんですが」と、まだネタを続けます。

 すかさず「んなもん、あるわけねぇだろ(笑)」と高速ツッコミをいれつつ「ただし裁判になったら行かないとダメだぞ」と、ちゃんとしたアドバイスも付け加える御大。二人のやりとりを聞いていると、兄の御大が、ヤンチャな弟のひろゆきさんを心配している──そんな兄弟愛のようなものを感じてしまいました。

 そして、その後も痩せた御大に対して「デブの片鱗がないのが悲しい」、「20年かけて面白く太ってきたのに、もったいない」とひろゆきさんの激しい“体いじり”が始まり、一方の御大は、「面白く太りたくない!」と反論しながらも、「正月のオヤツに山崎パンのバニラクリームロールが出たんだけど、ロールケーキってイイよね!」や「出たらドーナッツを食べたい!」などと、食に対する欲求を見せたり。そんなこんなで終始、二人は掛け合いを楽しんでいたのでありました。

関連キーワード

関連記事

トピックス

中国でライブをおこなった歌手・BENI(Instagramより)
《歌手・BENI(39)の中国公演が無事に開催されたワケ》浜崎あゆみ、大槻マキ…中国側の“日本のエンタメ弾圧”相次ぐなかでなぜ「地域によって違いがある」
NEWSポストセブン
渡邊渚アナのエッセイ連載『ひたむきに咲く』
「世界から『日本は男性の性欲に甘い国』と言われている」 渡邊渚さんが「日本で多発する性的搾取」について思うこと
NEWSポストセブン
 チャリティー上映会に天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが出席された(2025年11月27日、撮影/JMPA)
《板垣李光人と同級生トークも》愛子さま、アニメ映画『ペリリュー』上映会に グレーのセットアップでメンズライクコーデで魅せた
NEWSポストセブン
リ・グァンホ容疑者
《拷問動画で主犯格逮捕》“闇バイト”をした韓国の大学生が拷問でショック死「電気ショックや殴打」「全身がアザだらけで真っ黒に」…リ・グァンホ容疑者の“壮絶犯罪手口”
NEWSポストセブン
“ミヤコレ”の愛称で親しまれる都プロにスキャンダル報道(gettyimages)
《顔を伏せて恥ずかしそうに…》“コーチの股間タッチ”報道で謝罪の都玲華(21)、「サバい〜」SNSに投稿していた親密ショット…「両親を悲しませることはできない」原点に立ち返る“親子二人三脚の日々”
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
「山健組組長がヒットマンに」「ケーキ片手に発砲」「ラーメン店店主銃撃」公判がまったく進まない“重大事件の現在”《山口組分裂抗争終結後に残された謎》
NEWSポストセブン
ガーリーなファッションに注目が集まっている秋篠宮妃の紀子さま(時事通信フォト)
《ただの女性アナファッションではない》紀子さま「アラ還でもハート柄」の“技あり”ガーリースーツの着こなし、若き日は“ナマズの婚約指輪”のオーダーしたオシャレ上級者
NEWSポストセブン
財務省の「隠された不祥事リスト」を入手(時事通信フォト)
《スクープ公開》財務省「隠された不祥事リスト」入手 過去1年の間にも警察から遺失物を詐取しようとした大阪税関職員、神戸税関の職員はアワビを“密漁”、500万円貸付け受け「利益供与」で処分
週刊ポスト
世界中でセレブら感度の高い人たちに流行中のアスレジャーファッション(左・日本のアスレジャーブランド「RUELLE」のInstagramより、右・Backgrid/アフロ)
《広瀬すずもピッタリスパッツを普段着で…》「カタチが見える服」と賛否両論の“アスレジャー”が日本でも流行の兆し、専門家は「新しいラグジュアリーという捉え方も」と解説
NEWSポストセブン
子宮体がんだったことを明かしたタレントの山瀬まみ
《“もう言葉を話すことはない”と医師が宣告》山瀬まみ「子宮体がん」「脳梗塞」からの復帰を支えた俳優・中上雅巳との夫婦同伴姿
NEWSポストセブン
愛子さま(写真/共同通信社)
《12月1日がお誕生日》愛子さま、愛に包まれた24年 お宮参り、運動会、木登り、演奏会、運動会…これまでの歩み 
女性セブン
海外セレブの間では「アスレジャー
というファッションジャンルが流行(画像は日本のアスレジャーブランド、RUELLEのInstagramより)
《ぴったりレギンスで街歩き》外国人旅行者の“アスレジャー”ファッションに注意喚起〈多くの国では日常着として定着しているが、日本はそうではない〉
NEWSポストセブン