スポーツ

約100年前五輪参加の競艇 参加国はイギリスとフランスだけ

 古代五輪から続く伝統競技のレスリングが五輪の中核競技から除外された。五輪には、これまでも様々な競技種目が採用され、除外されてきた歴史がある。

「ケイリン」が五輪種目になったのは2000年のシドニー大会からだが、そのはるか昔の1908年のロンドン大会では、なんと「競艇」が正式種目に入っていた。

 100年以上も前のモーターボート・レースがどんなものだったのかはかなり興味深いが、残念ながら当時の記録はほとんど残っていない。

「ただ、ほとんど競技として成立していなかったのは事実のようです。2日間にわたって3つの種目が行なわれましたが、参加国はイギリスとフランスの2国だけで、しかもそれぞれ出場は1艇のみ。結局、フランスが1個、イギリスが2個の金メダルを獲得したようです」(中日新聞東京本社編集委員・満薗文博氏)

 現在の五輪憲章には「機械的な推進力に依存する競技は受け入れない」と記されているので当然復活もないだろう。

※週刊ポスト2013年3月1日号

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