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急逝した柳原可奈子の父「野菜をとれ」と手作り弁当持たせる

 3月6日、柳原可奈子(27才)の父・清さんが亡くなった(享年61)。長らく糖尿病を患っており、最期は脳溢血で倒れたのだという。

 19才の時に母に先立たれて以来、寿司職人の父と2人でつつましく暮らしてきた柳原。それだけに父はかけがえのない存在だった。売れっ子になってからも父娘の仲睦まじさは相変わらずで、週末ともなれば、行きつけの焼き肉店や居酒屋で食事を楽しむ姿がたびたび目撃されていた。

「可奈子ちゃんは野菜嫌いで、“野菜をとれ”がお父さんの口癖でした。外食時も野菜ばかり食べさせていました。2年前からはおばあさんも一緒に暮らし始めましたが、ご飯は毎日お父さんが作るんです。“撮影現場の弁当は野菜が少ないから”って、ねぎ入りの卵焼きやミニトマトが入ったお弁当を持たせていたそうです」(柳原親子の知人)

 家で親子ゲンカをした時には、愛犬に「もう可奈子と口をきくなよ」と話しかけ、険悪な空気を笑いに変えたという父。柳原はそんな父を“お父さん”とは言わず、“きよし”と呼ぶ。そして、ブログにもたびたび登場させている。

<今月から一緒に住みだした祖母に「座って食べなさい!」と大人なのに怒られていてかわいい。一度「このブリカマ美味しい」といったら、それから毎日ドヤ顔で夕飯に出してきてかわいい>

 そんな最愛の父との絆について、柳原は以前、テレビでこんな話をしている。

「保険証を見て泣いちゃったことがあります。保険証って父の名前があって、『続柄・父』とか書いてあるじゃないですか。家族の繋がりって本当にすごいなって。父がいるから私がいるんだなと思って…」

※女性セブン2013年3月28日号

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