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骨董好き義父の葬式で棺の前で遺産相続争いが勃発 私が貰う!

 人生たった一度のセレモニー。人生のありったけのエピソードが凝縮するからこそとんでもない事件が勃発する。普段、お上品な姉妹でも、葬式によって豹変してしまうことも――。50才パートのAさんが義父のお葬式で見た“事件”を明かしてくれた。

 * * *
 骨董好きな義父(85才)のお葬式。義父が好きだった水墨画を、夫が棺に入れてあげようとした、まさにそのときだった。

 義理の姉(58才)のひとりが突然「それも入れるの? 私がもらう約束だったのよ」と言い出し、もうひとりの義姉(55才)までもが、「私も! もらう約束したわ」と強く言い返したものだから、もう大変!

 棺の前で言い争い、ついには掴み合いにまで発展。二人とも上品なお姉さまだとずっと思っていたから、私は目が点。

 じっと凝視していた夫が止めてくれるのかと思いきや、「そんなに価値があるのなら、長男のおれがもらう権利がある」

 と骨董に興味なんてないくせに途中から主張しだし、争奪戦に参戦したのでもうびっくり仰天…。骨董品は棺には不向きです。

※女性セブン2013年3月28日号

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