ライフ

「結婚は初めてじゃない」告白妻 夫は×1だと思ったら×3

 夫婦の日常も様々だが、あらゆる夫婦のエピソードが、漫談家の綾小路きみまろにメールや手紙で続々と寄せられている。今回寄せられたのは、不動産会社勤務のご主人(48歳)。奥様(48歳)とは2年前に再婚しました。

 * * *
 妻は、僕が時々利用するスポーツクラブの受付をしていました。自然に言葉を交わして付き合うようになり、「バツ1だけどいいかな?」とプロポーズ。「私も結婚は初めてじゃないですから」。その妻の言葉に「バツ1同士だ」と思って再婚したら何とバツ3でした!「アナタが勝手に勘違いしただけでしょ?」。確かにバツ1なら「私もバツ1です」で、「初めてじゃない」なんて微妙な言い方はしないよなぁ。

 しかも「僕には前妻との間に中学生の息子が1人いて、僕と暮らしてるんだ」と告げると、「私も子供がいて、元夫が面倒を見てくれてるの。もし再婚して生活が軌道に乗ったら引き取ってもいいかしら?」。僕に異存はありません。

 お互いの子供を含め家族4人の生活かと思ってたら、な、何と、再婚した妻が連れてきた子供は4人。絶句する僕に「私、『1人』なんて一言も言ってないわよ」。ハイ、僕の勘違い! 再婚で、5人の子供を持つビッグダディに大変身の僕です。

 妻の子供は上が大学生と高校生の男の子で、朝、「借りるね!」と、僕が愛用している電気シェーバーでヒゲ剃り。アッという間に壊れてしまい、「1個じゃダメだ」。僕のヘソクリで2個買い、1個を「2人で使いな」と息子たちにプレゼント。すると妻が「何だ、3個、買ってくると思ったわ」。言ってやりましたよ。「3個買うなんて、一言も言ってないよ!」って。

※週刊ポスト2013年7月19・26日号

関連記事

トピックス

割れた窓ガラス
「『ドン!』といきなり大きく速い揺れ」「3.11より怖かった」青森震度6強でドンキは休業・ツリー散乱・バリバリに割れたガラス…取材班が見た「現地のリアル」【青森県東方沖地震】
NEWSポストセブン
前橋市議会で退職が認められ、報道陣の取材に応じる小川晶市長(時事通信フォト)
《前橋・ラブホ通い詰め問題》「これは小川晶前市長の遺言」市幹部男性X氏が停職6か月で依願退職へ、市長選へ向け自民に危機感「いまも想像以上に小川さん支持が強い」
NEWSポストセブン
3年前に離婚していた穴井夕子とプロゴルァーの横田真一選手(Instagram/時事通信フォト)
《ゴルフ・横田真一プロと2年前に離婚》穴井夕子が明かしていた「夫婦ゲンカ中の夫への不満」と“家庭内別居”
NEWSポストセブン
二刀流かDHか、先発かリリーフか?
【大谷翔平のWBCでの“起用法”どれが正解か?】安全策なら「日本ラウンド出場せず、決勝ラウンドのみDHで出場」、WBCが「オープン戦での調整登板の代わり」になる可能性も
週刊ポスト
高市首相の発言で中国がエスカレート(時事通信フォト)
【中国軍機がレーダー照射も】高市発言で中国がエスカレート アメリカのスタンスは? 「曖昧戦略は終焉」「日米台で連携強化」の指摘も
NEWSポストセブン
テレビ復帰は困難との見方も強い国分太一(時事通信フォト)
元TOKIO・国分太一、地上波復帰は困難でもキャンプ趣味を活かしてYouTubeで復帰するシナリオも 「参戦すればキャンプYouTuberの人気の構図が一変する可能性」
週刊ポスト
世代交代へ(元横綱・大乃国)
《熾烈な相撲協会理事選》元横綱・大乃国の芝田山親方が勇退で八角理事長“一強体制”へ 2年先を見据えた次期理事長をめぐる争いも激化へ
週刊ポスト
2011年に放送が開始された『ヒルナンデス!!』(HPより/時事通信フォト)
《日テレ広報が回答》ナンチャン続投『ヒルナンデス!』打ち切り報道を完全否定「終了の予定ない」、終了説を一蹴した日テレの“ウラ事情”
NEWSポストセブン
青森県東方沖地震を受けての中国の反応は…(時事通信フォト)
《完全な失敗に終わるに違いない》最大震度6強・青森県東方沖地震、発生後の「在日中国大使館」公式Xでのポスト内容が波紋拡げる、注目される台湾総統の“対照的な対応”
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)の高場悟さんに対する”執着”が事件につながった(左:共同通信)
《名古屋主婦殺害》「あの時は振ってごめんねって会話ができるかなと…」安福久美子容疑者が美奈子さんを“土曜の昼”に襲撃したワケ…夫・悟さんが語っていた「離婚と養育費の話」
NEWSポストセブン
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
週刊ポスト
優勝パレードでは終始寄り添っていた真美子夫人と大谷翔平選手(キルステン・ワトソンさんのInstagramより)
《大谷翔平がWBC出場表明》真美子さん、佐々木朗希の妻にアドバイスか「東京ラウンドのタイミングで顔出ししてみたら?」 日本での“奥様会デビュー”計画
女性セブン