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『glee』『SHERLOCK』他今見るべき海外ドラマを専門家が解説

『シャーロック』で人気のベネ様ことベネディクト・カンバーバッチ(37才)の来日で成田空港にファンが殺到、『glee』のメーンキャスト、コーリー・モンテース(享年31)の突然の訃報−−最近、海外ドラマに関するニュースをよく耳にする。2003年に『24』がヒットして以来の盛り上がりだという。

 その理由を、海外ドラマライターの清水久美子さんが説明する。

「ブームのときにたくさんのドラマが紹介されましたが、つまらないもの、ただブームにのっただけのものは次第に淘汰されていきました。結果、今日本で見られる海外ドラマはおもしろい作品ばかり、といっても過言ではありません」

 夏休みは、ドラマの世界にどっぷり身を投じる絶好の機会。おすすめドラマを紹介する。

●『glee/グリー』“落ちこぼれ”生徒の歌声に感動

 高校の合唱部が舞台のミュージックコメディー。落ちこぼれ生徒たちが集まり、合唱大会での優勝を目指す。フィン役のコーリー・モンテースが薬物中毒で亡くなり、シーズン5で一時休止。「コーリーとは、作品でも実生活でもカップルだったリー・ミッシェル(26才)とのピュアな恋愛をファンは見守っていたのでとても残念」(アメドラコラムニスト・イトウハルカさん)

●『Hawaii Five-0』筋肉ムキムキのボディーにイチコロ

 ハワイを舞台にイケメン刑事2人が活躍するアクションドラマ。「レジャーボートを荒々しく運転して犯人を追いつめるアクロバティックなシーンは、見ているだけで爽快」(前出・イトウさん)

●『THE MENTALIST/メンタリスト』“メンタリスト”という言葉を広めたドラマ

“癒し系セクシー俳優”のサイモン・ベイカー(44才)が、人の心を読み取って嘘を暴く心理学の専門家を演じる。「会ったばかりなのに、“君が犯人か?”と言って動揺させるなど型破りな捜査方法が魅力」(前出・イトウさん)

●『SHERLOCK/シャーロック』現代のシャーロック&ワトソンの絡みにキュンッ

 パソコンやスマホなどのITを駆使して事件を解決する現代版シャーロック・ホームズ。「“原作”をモチーフにした展開や小道具が秀逸。それにベネとワトソン役のマーティン・フリーマン(41才)の掛け合いもコントみたいで絶妙。シリアスシーンの後に“BL(ボーイズラブ)っぽいネタ”を入れたりして、ファンは思わずにやにやしてしまうんです」(前出・清水さん)。

 そんな2人を見ていると実物以上に格好よく見えてくるからホント不思議。

※女性セブン2013年8月22・29日号

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