ビジネス

羊飼い氏 寝転がってスマホでFXトレードする楽ちんさを語る

 最近、スマートフォンやタブレット端末だけで、FX(外国為替証拠金取引)トレードをする投資家が増えている。カリスマFXトレーダーとして知られる羊飼い氏もその一人。羊飼い氏が、普段どんなトレードをしているのか語る。

 * * *
 羊飼いの場合、自宅ではiPad miniを2台とiPhoneを1台ベッドに持ち込んで、うつぶせに寝転んだラクな姿勢で取引するのが日常になってしまった。1台目のiPad miniにチャートを、2台目のiPad miniにニュースや情報を表示させ、それを見ながらiPhoneで取引画面を起動しトレードしている。

 チャートとニュースはサイバーエージェントFX、トレードはGMOクリック証券のアプリの出番が多いが、ヒロセ通商やSBIFXトレードなど他社のアプリも必要に応じて使っている。

 ベッドに寝転がって取引するラクチンさに慣れてしまうと、もうパソコンには戻れない。そもそもFX取引は、常に集中してトレードしているわけではなく、チャンスを待っている時間も長いので、その間パソコンの前で椅子に座っているのと、ベッドに寝転がっているのでは快適さも疲労度もケタ違いだ。

 待ち時間には3台のうち1台でキンドルアプリを起動して本を読んだり、動画を見たり、SNSをチェックしたりできるので、暇つぶしにも困らない。この取引スタイルになってからは、逆にトレードする時間が相当増えた。

 一方、外出する際に持ち歩くのは、iPhoneを1台とバッテリーだけ。その日の大まかな戦略は朝のうちに立てておくので、一定のレートに到達したら知らせてもらうアラート機能を設定しておき、予測通りに動き出してチャンスありと判断したら、その場で取引を始めるというスタイルだ。

 普段から方向性が読みにくい時は無理せず休み、相場がわかりやすい動きをする時は全力で参戦するようにしているのだが、スマホ1台あれば外出先で巡ってきたチャンスも逃すことなくモノにできる。

 少し前までは3Gの通信速度に不満を感じることもあったが、LTE(高速通信サービス)が普及してからは、外でもまったく遜色なくスムーズに取引できるようになった。

※マネーポスト2013年秋号

関連記事

トピックス

高市早苗首相(時事通信フォト)
《日中外交で露呈》安倍元首相にあって高市首相になかったもの…親中派不在で盛り上がる自民党内「支持率はもっと上がる」
NEWSポストセブン
阿部なつき(C)Go Nagai/Dynamic Planning‐DMM
“令和の峰不二子”こと9頭身グラドル・阿部なつき「リアル・キューティーハニー」に挑戦の心境語る 「明るくて素直でポジティブなところと、お尻が小さめなところが似てるかも」
週刊ポスト
高市早苗首相の「台湾有事」発言以降、日中関係の悪化が止まらない(時事通信フォト)
「現地の中国人たちは冷めて見ている人がほとんど」日中関係に緊張高まるも…日本人駐在員が明かしたリアルな反応
NEWSポストセブン
大谷翔平が次のWBC出場へ 真美子さんの帰国は実現するのか(左・時事通信フォト)
《大谷翔平選手交えたLINEグループでやりとりも》真美子さん、産後対面できていないラガーマン兄は九州に…日本帰国のタイミングは
NEWSポストセブン
11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(現場写真/読者提供)
【“分厚い黒ジャケット男” の映像入手】「AED持ってきて!」2人死亡・足立暴走男が犯行直前に見せた“奇妙な”行動
NEWSポストセブン
10月22日、殺人未遂の疑いで東京都練馬区の国家公務員・大津陽一郎容疑者(43)が逮捕された(時事通信フォト/共同通信)
《赤坂ライブハウス刺傷》「2~3日帰らないときもあったみたいだけど…」家族思いの妻子もち自衛官がなぜ”待ち伏せ犯行”…、親族が語る容疑者の人物像とは
NEWSポストセブン
ミセス・若井(左、Xより)との“通い愛”を報じられたNiziUのNINA(右、Instagramより)
《ミセス若井と“通い愛”》「嫌なことや、聞きたくないことも入ってきた」NiziU・NINAが涙ながらに吐露した“苦悩”、前向きに披露した「きっかけになったギター演奏」
NEWSポストセブン
「ラオ・シルク・レジデンス」を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
「華やかさと品の良さが絶妙」愛子さま、淡いラベンダーのワンピにピンクのボレロでフェミニンなコーデ
NEWSポストセブン
クマ被害で亡くなった笹崎勝巳さん(左・撮影/山口比佐夫、右・AFP=時事)
《笹崎勝巳レフェリー追悼》プロレス仲間たちと家族で送った葬儀「奥さんやお子さんも気丈に対応されていました」、クマ襲撃の現場となった温泉施設は営業再開
NEWSポストセブン
役者でタレントの山口良一さん
《笑福亭笑瓶さんらいなくなりリポーターが2人に激減》30年以上続く長寿番組『噂の!東京マガジン』存続危機を乗り越えた“楽屋会議”「全員でBSに行きましょう」
NEWSポストセブン
11月16日にチャリティーイベントを開催した前田健太投手(Instagramより)
《いろんな裏切りもありました…》前田健太投手の妻・早穂夫人が明かした「交渉に同席」、氷室京介、B’z松本孝弘の妻との華麗なる交友関係
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)
《1日で1000人以上と関係を持った》金髪美女インフルエンサーが予告した過激ファンサービス… “唾液の入った大量の小瓶”を配るプランも【オーストラリアで抗議活動】
NEWSポストセブン