芸能

年越しライブやらないサザン 紅白サプライズ出演の可能性は

 大晦日の“サザン納め”を心待ちにしていたファンは、さぞかし落胆していることだろう。

 今年、5年ぶりの活動再開、8月には約35万人を動員するスタジアムツアー『灼熱のマンピー!!Gスポット解禁!!』(全国5か所9公演)を成功させたサザンオールスターズ。その余韻も冷めやらない中、ファンの次なる期待はサザン恒例の「年越しライブ」が行われるかどうかということだった。

 しかし、11月13日に告知されたのは、復活ツアーの模様を収めたDVDボックスの発売。その発売日を12月31日に設定した理由は、「今年はこのDVDで年越しして来年の活動に期待してほしい」(事務所関係者)とのこと。つまり、年越しライブはやらないことが決まったのだ。

 そこで、サザンの大晦日の予定が空いているならば……と、いま噂されているのがNHK紅白歌合戦への出演だ。

「可能性は高いですね。桑田(圭祐)さんは11月30日よりエイズ啓発運動のコンサート『AAA(Act Against AIDS)』に4年ぶりに出演します。内容は、『昭和八十八年度! 第二回ひとり紅白歌合戦』。1回目は2008年に行われ、昭和の名曲をひとりで61曲も熱唱して話題となりました。

 今年はAAAで桑田流紅白をやり、本物の紅白歌合戦にもサプライズで登場するのではないかと見られています。紅白は桑田さんが食道がんの手術をした2010年に特別ゲストで呼ばれて健康回復をアピール。NHKには恩もありますからね」(芸能関係者)

 もし、紅白に出場するなら、どんなシチュエーションが想定されるのか。

「野外からの中継ならば、茅ヶ崎(神奈川)か宮城(仙台)が濃厚でしょう。特に宮城は桑田さんがライフワークのように大切にしている場所。病気から復活した翌年、ラジオ番組の企画でたまたま『仙台でライブをやりたい』と話していたら、あの大震災が起きた。

 そんなきっかけもあり、桑田さんは震災以降、『東北に力を』をモットーにしてきました。被災者の遺体安置所となっていたセキスイハイムスーパーアリーナ(仙台)で真っ先にライブをやり、夏のサザン復活ライブでも『最終日は必ず仙台で』と自ら熱望したそうです」(前出・芸能関係者)

 例年、紅白出場歌手の発表は11月下旬に行われる。ひと足先にサザンのサプライズ出演があるのかNHKに聞いてみたところ、「まだ何も決まっていません」(広報局)と“お約束”の回答だった。

 サザン復活イヤーの記念すべき今年。1年の締めくくりは、せめてテレビでメンバーの姿を拝んでから新年を迎えたい。

関連キーワード

関連記事

トピックス

1年ほど前に、会社役員を務める元夫と離婚していたことを明かした
《ロックシンガー・相川七瀬 年上夫との離婚明かす》個人事務所役員の年上夫との別居生活1年「家族でいるために」昨夏に自ら離婚届を提出
NEWSポストセブン
豊昇龍
5連勝した豊昇龍の横綱土俵入りに異変 三つ揃いの化粧まわしで太刀持ち・平戸海だけ揃っていなかった 「ゲン担ぎの世界だけにその日の結果が心配だった」と関係者
NEWSポストセブン
“高市潰し”を狙っているように思える動きも(時事通信フォト)
《前代未聞の自民党総裁選》公明党や野党も“露骨な介入”「高市早苗総裁では連立は組めない」と“拒否権”をちらつかせる異例の事態に
週刊ポスト
韓国アイドルグループ・aespaのメンバー、WINTERのボディーガードが話題に(時事通信フォト)
《NYファッションショーが騒然》aespa・ウィンターの後ろにピッタリ…ボディーガードと誤解された“ハリウッド俳優風のオトコ”の「正体」
NEWSポストセブン
『あんぱん』“豪ちゃん”役の細田佳央太(写真提供/NHK)
『あんぱん』“豪ちゃん”役・細田佳央太が明かす河合優実への絶対的な信頼 「蘭子さんには前を向いて自分の幸せを第一にしてほしい。豪もきっとそう思ったはず」
週刊ポスト
「第65回海外日系人大会」に出席された秋篠宮ご夫妻(2025年9月17日、撮影/五十嵐美弥)
《パールで華やかさも》紀子さま、色とデザインで秋を“演出”するワンピースをお召しに 日系人らとご交流
NEWSポストセブン
立場を利用し犯行を行なっていた(本人Xより)
【未成年アイドルにわいせつ行為】〈メンバーがみんなから愛されてて嬉しい〉芸能プロデューサー・鳥丸寛士容疑者の蛮行「“写真撮影”と偽ってホテルに呼び出し」
NEWSポストセブン
佳子さまを撮影した動画がXで話題になっている(時事通信フォト)
《佳子さまどアップ動画が話題》「『まぶしい』とか『神々しい』という印象」撮影者が振り返る “お声がけの衝撃”「手を伸ばせば届く距離」
NEWSポストセブン
交際が報じられた赤西仁と広瀬アリス
《赤西仁と広瀬アリスの海外デートを目撃》黒木メイサと5年間暮らした「ハワイ」で過ごす2人の“本気度”
NEWSポストセブン
個別指導塾「スクールIE」の元教室長・石田親一容疑者(公式サイトより※現在は削除済み)
《15歳女子生徒にわいせつ》「普段から仲いいからやっちゃった」「エスカレートした」“やる気スイッチ”塾講師・石田親一容疑者が母親にしていた“トンデモ言い訳”
NEWSポストセブン
秋場所
「こんなことは初めてです…」秋場所の西花道に「溜席の着物美人」が登場! 薄手の着物になった理由は厳しい暑さと本人が明かす「汗が止まりませんでした」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 「高市総理を阻止せよ」イカサマ総裁選の裏ほか
「週刊ポスト」本日発売! 「高市総理を阻止せよ」イカサマ総裁選の裏ほか
NEWSポストセブン