芸能

宮本信子 寝たきり母の自宅介護と『あまちゃん』撮影を両立

 今年9月まで放送されていたNHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』で、“夏ばっぱ”こと天野夏役を好演した宮本信子(68才)。10か月にもわたる撮影で、スケジュールや体調管理などが最も過酷だといわれる、この朝ドラの収録を、彼女は寝たきりの母の介護と両立させていた。

 最愛の母が寝たきりに状態になったのは数年前のこと。

「ここ数年は散歩する姿もお見かけしなくなりましたね…。要介護認定も受けているそうですが、宮本さんはお母さんを施設に入れずに、自宅で介護すると決めているそうなんです」(近所の住民)

 宮本は『あまちゃん』の撮影中、2つの“お守り”を肌身離さずだった。母が縫った手提げの巾着袋と彼女が愛用しているカラフルなペンダントだ。巾着袋は本人出演だった橋幸夫(70才)にドラマ内で会いに行く時に使用し、ペンダントは夏ばっぱの夫からの海外土産として身につけていた。テレビでそれらを身につけている娘の姿を見ることは、母にとっては何よりの喜びだったに違いない。

 その撮影中、宮本が周囲に母の介護の大変さを語ったり、母を心配するあまり芝居に集中できなくなったという話は皆無だった。

「ただ、介護用品についての話はされていましたよ。金属製のスプーンは、誤って強く噛んで歯が欠けることがあるそうで、“でも最近は、100円ショップで木製とか柔らかいのもいろいろあるのよ。安いしホントに助かるわ”と明るく話していらっしゃいました。芝居に対しても彼女はいつも前向きでしたね」(番組関係者)

※女性セブン2013年12月5日号

関連記事

トピックス

林家ペーさんと林家パー子さんの自宅で火災が起きていることがわかった
《部屋はエアコンなしで扇風機が5台》「仏壇のろうそくに火をつけようとして燃え広がった」林家ぺー&パー子夫妻が火災が起きた自宅で“質素な暮らし”
NEWSポストセブン
1年ほど前に、会社役員を務める元夫と離婚していたことを明かした
《ロックシンガー・相川七瀬 年上夫との離婚明かす》個人事務所役員の年上夫との別居生活1年「家族でいるために」昨夏に自ら離婚届を提出
NEWSポストセブン
林家ペーさんと林家パー子さんの自宅で火災が起きていることがわかった
「パー子さんがいきなりドアをドンドンと…」“命からがら逃げてきた”林家ペー&パー子夫妻の隣人が明かす“緊迫の火災現場”「パー子さんはペーさんと救急車で運ばれた」
NEWSポストセブン
豊昇龍
5連勝した豊昇龍の横綱土俵入りに異変 三つ揃いの化粧まわしで太刀持ち・平戸海だけ揃っていなかった 「ゲン担ぎの世界だけにその日の結果が心配だった」と関係者
NEWSポストセブン
“高市潰し”を狙っているように思える動きも(時事通信フォト)
《前代未聞の自民党総裁選》公明党や野党も“露骨な介入”「高市早苗総裁では連立は組めない」と“拒否権”をちらつかせる異例の事態に
週刊ポスト
韓国アイドルグループ・aespaのメンバー、WINTERのボディーガードが話題に(時事通信フォト)
《NYファッションショーが騒然》aespa・ウィンターの後ろにピッタリ…ボディーガードと誤解された“ハリウッド俳優風のオトコ”の「正体」
NEWSポストセブン
立場を利用し犯行を行なっていた(本人Xより)
【未成年アイドルにわいせつ行為】〈メンバーがみんなから愛されてて嬉しい〉芸能プロデューサー・鳥丸寛士容疑者の蛮行「“写真撮影”と偽ってホテルに呼び出し」
NEWSポストセブン
佳子さまを撮影した動画がXで話題になっている(時事通信フォト)
《佳子さまどアップ動画が話題》「『まぶしい』とか『神々しい』という印象」撮影者が振り返る “お声がけの衝撃”「手を伸ばせば届く距離」
NEWSポストセブン
交際が報じられた赤西仁と広瀬アリス
《赤西仁と広瀬アリスの海外デートを目撃》黒木メイサと5年間暮らした「ハワイ」で過ごす2人の“本気度”
NEWSポストセブン
個別指導塾「スクールIE」の元教室長・石田親一容疑者(公式サイトより※現在は削除済み)
《15歳女子生徒にわいせつ》「普段から仲いいからやっちゃった」「エスカレートした」“やる気スイッチ”塾講師・石田親一容疑者が母親にしていた“トンデモ言い訳”
NEWSポストセブン
秋場所
「こんなことは初めてです…」秋場所の西花道に「溜席の着物美人」が登場! 薄手の着物になった理由は厳しい暑さと本人が明かす「汗が止まりませんでした」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 「高市総理を阻止せよ」イカサマ総裁選の裏ほか
「週刊ポスト」本日発売! 「高市総理を阻止せよ」イカサマ総裁選の裏ほか
NEWSポストセブン