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タイ人工場経営者「納品時の値下げ強要は韓国人の常套手段」

 2011年のタイ洪水の際、韓国人男性アイドルグループ「Block B」のメンバーが「7000ウォン(約700円)ほど寄付したい」と発言し、若い世代の韓流離れが加速したタイだが、ビジネスでも韓国人は「踏み倒し」や「値切り」の常習犯として敬遠されている。縫製工場を営むソムボーンさん(仮名・男性)が証言する。

「昨秋、韓国の中堅アパレル企業からカジュアルシャツの生産を総額10万バーツ(約32万円)で請け負いました。韓国人担当者は契約時に頭金1万バーツ(約3万2000円)を現金で支払いましたが、納品の段になって『中国なら同じ製品を半額で作れる。半額しか支払えない』と言い出した。その挙げ句、4万バーツ(約12万8000円)を叩きつけ、奪うように製品をトラックで運び去ってしまったのです」

 納品時に値下げを強要するのは韓国企業の常套手段で、同様の被害に遭った工場経営者は数えきれないという。

「零細企業にとっては経営が傾きかねない問題です。足元を見られて本当に悔しい。こんなことをするのは韓国人だけだ」(前出・ソムボーンさん)

※SAPIO2014年2月号

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