ライフ

鶏白湯ラーメンが女性人気を獲得 締めにはご飯を投入の店も

『蔭山』の「鶏白湯麺 半熟味玉塩そば」850円

 まさに国民食と呼んでも過言ではないラーメン。毎年、様々なラーメンがブームとなるが、昨年は『蔭山』をはじめとする濃厚な「鶏白湯」ラーメンが大ブレイクした年だった。ラーメン評論家の大崎裕史氏が解説する。

「鶏白湯自体は40年以上の歴史がありますが、トレンドとして定着したのは、ここ1~2年。東京都内の鶏白湯は『まる玉』がパイオニアですが、豚骨と違ってコクを出しても臭みがなく、コラーゲンたっぷりなので、女性客も取り込んでいます」

 数年前からラーメン界でも続いていた「濃い味」ブームと相まって、『潮』や『鶏の骨』を始め、ポタージュスープを思わせるような、鶏の味のしっかり出ているとろとろスープの鶏白湯がブレイクしているのだという。

 具体的な店を紹介しよう。まずは、『鶏白湯麺 蔭山 高田馬場店』(東京・高田馬場)。自由が丘の中華料理店『蔭山樓』ラーメン専門店だ。

 スープは約120杯分に若鶏の手羽を30kgも使用し、1日がかりで完全に乳化するまで炊く。お粥や参鶏湯を彷彿とさせる滋味あふれるスープに浅草開化楼の中太縮れ麺がマッチし、トッピングの生野菜が爽やかさを添える。最後にセットのごはんをスープに入れて食べても旨い。

■鶏白湯麺 蔭山 高田馬場店
【住所】東京都新宿区高田馬場1-4-18
【営業時間】11~22時、日祝11~21時45分
【定休日】木曜日

関連キーワード

関連記事

トピックス

“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
《ママとパパはあなたを支える…》前田健太投手、別々で暮らす元女子アナ妻は夫の地元で地上120メートルの絶景バックに「ラグジュアリーな誕生日会の夜」
NEWSポストセブン
グリーンの縞柄のワンピースをお召しになった紀子さま(7月3日撮影、時事通信フォト)
《佳子さまと同じブランドでは?》紀子さま、万博で着用された“縞柄ワンピ”に専門家は「ウエストの部分が…」別物だと指摘【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
一般家庭の洗濯物を勝手に撮影しSNSにアップする事例が散見されている(画像はイメージです)
干してある下着を勝手に撮影するSNSアカウントに批判殺到…弁護士は「プライバシー権侵害となる可能性」と指摘
NEWSポストセブン
亡くなった米ポルノ女優カイリー・ペイジさん(インスタグラムより)
《米ネトフリ出演女優に薬物死報道》部屋にはフェンタニル、麻薬の器具、複数男性との行為写真…相次ぐ悲報に批判高まる〈地球上で最悪の物質〉〈毎日200人超の米国人が命を落とす〉
NEWSポストセブン
和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
「プラトニックな関係ならいいよ」和久井被告(52)が告白したキャバクラ経営被害女性からの“返答” 月収20〜30万円、実家暮らしの被告人が「結婚を疑わなかった理由」【新宿タワマン殺人・公判】
NEWSポストセブン
松竹芸能所属時のよゐこ宣材写真(事務所HPより)
《「よゐこ」の現在》濱口優は独立後『ノンストップ!』レギュラー終了でYouTubeにシフト…事務所残留の有野晋哉は地上波で新番組スタート
NEWSポストセブン
山下市郎容疑者(41)はなぜ凶行に走ったのか。その背景には男の”暴力性”や”執着心”があった
「あいつは俺の推し。あんな女、ほかにはいない」山下市郎容疑者の被害者への“ガチ恋”が強烈な殺意に変わった背景〈キレ癖、暴力性、執着心〉【浜松市ガールズバー刺殺】
NEWSポストセブン
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
「意識が朦朧とした女性が『STOP(やめて)』と抵抗して…」陪審員が涙した“英国史上最悪のレイプ犯の証拠動画”の存在《中国人留学生被告に終身刑言い渡し》
NEWSポストセブン
早朝のJR埼京線で事件は起きた(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」に切実訴え》早朝のJR埼京線で「痴漢なんてやっていません」一貫して否認する依頼者…警察官が冷たく言い放った一言
NEWSポストセブン
橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン
10年に及ぶ山口組分裂抗争は終結したが…(司忍組長。時事通信フォト)
【全国のヤクザが司忍組長に暑中見舞い】六代目山口組が進める「平和共存外交」の全貌 抗争終結宣言も駅には多数の警官が厳重警戒
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《前所属事務所代表も困惑》遠野なぎこの安否がわからない…「親族にも電話が繋がらない」「警察から連絡はない」遺体が発見された部屋は「近いうちに特殊清掃が入る予定」
NEWSポストセブン