ライフ

壁際まで異性に迫られる「壁ドン」 実際体験した女性の思い

 ネットを中心に使われることの多い「壁ドン」という言葉。元々は、奇声を発するなど騒音を伴う隣人に対して「ドンッ!」と壁を叩き牽制する行為を指していたのだが、ここ最近では壁際まで異性に迫られる恋愛シチュエーションを指すようになった。

 ネットで「壁ドンイラスト」が氾濫していることからも分かるように、女子の理想のシチュエーションの一つとして話題となっているが、漫画やイラストの中だけでなく、実際に体験したことがある人はどれだけいるのだろうか。女子大生のアヤカさん(19歳)は、先日、実際に「壁ドン」を体験したという。

「お互い『自分たちは付き合うのかな』とうっすら思っているような関係の時、デートの帰りに家まで歩いている最中に『壁ドン』されました。でも、それをされた場所が近所の薬局前の薄汚い柱だったんです……。帰り際に無理矢理その柱に押し付けられたので『おいおい、コートが汚れるよ』と思って普通に冷めてしまいました。

 しかもその時の顔が、いかにも『こういうシチュエーション好きなんだろ?』見たいなドヤ顔で、それも合わさって気持ち悪かったですね。こういうベタなことに憧れていたけど、実際にされると嫌だっていうことが不思議でした」(アヤカさん)

 彼女の場合、若干引きながらも、その後付き合うことになったという。会社員のリカさん(24歳)は、好意のない男性から「壁ドン」されたという経験の持ち主だ。

「先日一緒に飲みに行った男性に、別れ際『ねぇ、今からカラオケ行こう、あと1時間だけ!』としつこくいわれ、『無理です』と断り続けたんですがビルの壁で『壁ドン』されました。『うわ、こいつ必死すぎてキモイ』と思いました。顔が近づいてきて嫌だったので、必死で腕からすり抜けました。

『マジで無理なんで』と何度もいってるうちに向こうが不機嫌になって、仕舞いには舌打ちされる始末で。こっちが悪いみたいな空気を出されたうえに、好きじゃない人から『壁ドン』されて、リアルって残酷だなぁと思いましたね」(リカさん)

「壁ドン」が理想の恋愛シチュエーションになるのは、お互いが好意を持っている間柄だけなのかもしれない。

関連記事

トピックス

まだ重要な問題が残されている(中居正広氏/時事通信フォト)
中居正広氏と被害女性Aさんの“事案後のメール”に「フジ幹部B氏」が繰り返し登場する動かぬ証拠 「業務の延長線上」だったのか、残された最後の問題
週刊ポスト
生徒のスマホ使用を注意しても……(写真提供/イメージマート)
《教員の性犯罪事件続発》過去に教員による盗撮事件あった高校で「教員への態度が明らかに変わった」 スマホ使用の注意に生徒から「先生、盗撮しないで」
NEWSポストセブン
(写真/イメージマート)
《ロマンス詐欺だけじゃない》減らない“セレブ詐欺”、ターゲットは独り身の年配男性 セレブ女性と会って“いい思い”をして5万円もらえるが…性的欲求を利用した驚くべき手口 
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《ブログが主な収入源…》女優・遠野なぎこ、レギュラー番組“全滅”で悩んでいた「金銭苦」、1週間前に公表した「診断結果」「薬の処方」
NEWSポストセブン
京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”とは(左/YouTubeより、右/時事通信フォト)
《芸舞妓を自宅前までつきまとって動画を回して…》京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”「防犯ブザーを携帯する人も」複数の被害報告
NEWSポストセブン
由莉は愛子さまの自然体の笑顔を引き出していた(2021年11月、東京・千代田区/宮内庁提供)
愛子さま、愛犬「由莉」との別れ 7才から連れ添った“妹のような存在は登校困難時の良きサポート役、セラピー犬として小児病棟でも活動
女性セブン
インフルエンサーのアニー・ナイト(Instagramより)
海外の20代女性インフルエンサー「6時間で583人の男性と関係を持つ」企画で8600万円ゲット…ついに夢のマイホームを購入
NEWSポストセブン
ホストクラブや風俗店、飲食店のネオン看板がひしめく新宿歌舞伎町(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」のもとにやって来た相談者は「女風」のセラピスト》3か月でホストを諦めた男性に声を掛けた「紫色の靴を履いた男」
NEWSポストセブン
『帰れマンデー presents 全国大衆食堂グランプリ 豪華2時間SP』が月曜ではなく日曜に放送される(番組公式HPより)
番組表に異変?『帰れマンデー』『どうなの会』『バス旅』…曜日をまたいで“越境放送”が相次ぐ背景 
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
2014年に結婚した2人(左・時事通信フォト)
《仲間由紀恵「妊活中の不倫報道」乗り越えた8年》双子の母となった妻の手料理に夫・田中哲司は“幸せ太り”、「子どもたちがうるさくてすみません」の家族旅行
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
《大学時代は自由奔放》学歴詐称疑惑の田久保市長、地元住民が語る素顔「裏表がなくて、ひょうきんな方」「お母さんは『自由気ままな放蕩娘』と…」
NEWSポストセブン