ライフ

寝たきりから「奇跡の美肌」実現 飯塚かこ54歳の「復活美」

54歳の飯塚かこさんは22歳の娘と洋服を共有

 いま、“オトナの女性”の活躍が著しい。40代、50代向け女性ファッション誌が好調な売り上げを続け、実年齢よりもはるかに若々しく美しいいわゆる“美魔女”が次々登場し、メディアを賑わせている。いまや美魔女をとりまくファッション、食、美容などあらゆる分野は「美魔女ビジネス」として一つのマーケットとして確立し、まだまだ成長傾向にあるという。

「美魔女」という言葉が世に広まるきっかけとなった光文社の雑誌『美ST』や『HERS』。そこで読者モデルとして活躍する飯塚かこ(54歳)は50歳で読者モデルデビューを果たして以来、彼女が誌面で着用した洋服や著書「年を重ねるたびに、どんどん美人になる方法」(大和書房)内で紹介した美容グッズには問い合わせが殺到するというカリスマぶり。

 たしかに、彼女の20代にも30代にも見えるかわいらしさやすべすべつるつるの肌には驚くばかりだが、ほかの年齢不詳の美しさで話題を呼んでいる女性たちと比べると、そこまで秀でたなにかがあるようには見えないのだが……。

 実は、彼女がここまでの人気を博す理由は外見だけによるものではなかった。「寝たきり状態」の健康状態から“カリスマ”にまで自分を引き上げた「復活美」と、そこで実践した美容メソッドにあったのだ。

 彼女を重度の更年期障害が襲ったのは42歳のときだった。家事は夫が極力こなし、子どもたちもお弁当を作るなど自分のことはなんでも自分でやり、「家族に支えられてなんとか生きていた」状態だったという。その症状が徐々に回復に向かい始めたのが47歳。その頃から、寝たままでもできる様々な健康法や美容法を試すようになった。

「更年期障害で苦しんでいた時も、皆様の前に出させていただいているいまも、実践していることはほとんど変わっていません。基本的には家で、簡単にできることばかり。お金は子どもたちのために使いたいと考えているので、洋服は22歳の娘と兼用するなど、自分のことについては節約、節約(笑)」(飯塚さん、以下同)

“22歳の娘と洋服を共有できる54歳の母”という点にも驚きだが、話を聞く限り彼女の健康&美容メソッドは本当に気軽にできるものばかりのようだ。

「愛用品といえば、口にくわえて顔の筋肉を鍛える『パタカラ』や、気軽に栄養補給ができる『マイクロダイエット』。あとはストレッチやマッサージ、買い物ついでのウォーキングを欠かさないようにしています」

関連記事

トピックス

田中圭
《田中圭が永野芽郁を招き入れた“別宅”》奥さんや子どもに迷惑かけられない…深酒後は元タレント妻に配慮して自宅回避の“家庭事情”
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告(中央)
《父・修被告よりわずかに軽い判決》母・浩子被告が浮かべていた“アルカイックスマイル”…札幌地裁は「執行猶予が妥当」【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
ラッパーとして活動する時期も(YouTubeより。現在は削除済み)
《川崎ストーカー死体遺棄事件》警察の対応に高まる批判 Googleマップに「臨港クズ警察署」、署の前で抗議の声があがり、機動隊が待機する事態に
NEWSポストセブン
ニセコアンヌプリは世界的なスキー場のある山としても知られている(時事通信フォト)
《じわじわ広がる中国バブル崩壊》建設費用踏み倒し、訪日観光客大量キャンセルに「泣くしかない」人たち「日本の話なんかどうでもいいと言われて唖然とした」
NEWSポストセブン
北海道札幌市にある建設会社「花井組」SNSでは社長が従業員に暴力を振るう動画が拡散されている(HPより、現在は削除済み)
《暴力動画拡散の花井組》 上半身裸で入れ墨を見せつけ、アウトロー漫画のLINEスタンプ…元従業員が明かした「ヤクザに強烈な憧れがある」 加害社長の素顔
NEWSポストセブン
筑波大学の入学式に出席された悠仁さま(撮影/JMPA)
悠仁さま入学から1か月、筑波大学で起こった変化 「棟に入るには学生証の提示」、出入りする関係業者にも「名札の装着、華美な服装は避けるよう指示」との証言
週刊ポスト
藤井聡太名人(時事通信フォト)
藤井聡太七冠が名人戦第2局で「AI評価値99%」から詰み筋ではない“守りの一手”を指した理由とは
NEWSポストセブン
趣里と父親である水谷豊
《趣里が結婚発表へ》父の水谷豊は“一切干渉しない”スタンス、愛情溢れる娘と設立した「新会社」の存在
NEWSポストセブン
米利休氏のTikTok「保証年収15万円」
東大卒でも〈年収15万円〉…廃業寸前ギリギリ米農家のリアルとは《寄せられた「月収ではなくて?」「もっとマシなウソをつけ」の声に反論》
NEWSポストセブン
SNS上で「ドバイ案件」が大騒動になっている(時事通信フォト)
《ドバイ“ヤギ案件”騒動の背景》美女や関係者が証言する「砂漠のテントで女性10人と性的パーティー」「5万米ドルで歯を抜かれたり、殴られたり」
NEWSポストセブン
“赤西軍団”と呼ばれる同年代グループ(2024年10月撮影)
《赤西仁と広瀬アリスの交際》2人を結びつけた“軍団”の結束「飲み友の山田孝之、松本潤が共通の知人」出会って3か月でペアリングの意気投合ぶり
NEWSポストセブン
田村容疑者のSNSのカバー画像
《目玉が入ったビンへの言葉がカギに》田村瑠奈の母・浩子被告、眼球見せられ「すごいね。」に有罪判決、裁判長が諭した“母親としての在り方”【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン