全国的に有名な祭を行う地域に引っ越してきた48才美容師の女性が体験した、驚きのローカルルールとは? 本人が語る。
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去年の秋、大阪の岸和田に引っ越してきた早々、強烈なパンチを浴びました。40度の高熱を出した5才の娘を抱えて、いちばん近いクリニックに駆け込んだら看護師さんはいたものの、肝心の先生がいない。
「いつ戻ってくるんですか?」と聞くと「そりゃあんた、お祭りが終わるまで無理だわね」ですって。そして「○医院と×医院も行ってもムダやで。なんなら救急車、呼びましょか」と親切なんだか、何なんだか。
その救急車で大きな病院に運ばれた娘は、幸いにもその夜のうちに熱が引いたけど、恐るべし、だんじり祭。
「9月は、だんじりの月と決まってるんやし。病気になんかなったらあかんの」と、その後、仲よくなったママ友はみな同じことを言うんです。
※女性セブン2014年3月20日号