古い話になれば、中山美穂はデビュー最初、ツッパリキャラで人気を得ました。その後、すぐにキャラ転換したわけではなく、デビュー作の『毎度おさわがせします』(TBS系)に続いて、『夏・体験物語』(TBS系)、『セーラー服反逆同盟』(日本テレビ系)、『な・ま・い・き盛り』(フジテレビ系)と2年くらいはツッパリ役を続けましたからね。能年玲奈も、すぐにキャラ転換をしてはあまりにもったいない。
杏が今回の『花咲舞~』で高視聴率を取れば、ますます能年にはプレッシャーが掛かってしまうし、陰が薄くなっていってしまう。同じようなキャラでいいので、早めに連ドラを1本やって吹っ切れたほうがいいでしょうね」
国民的番組である朝ドラに主演し大ブレイクすると、逆にプレッシャーを背負うケースもある。その十字架から解放されるためには、今回の杏のように、間を置かずに連続ドラマで主演するのも得策かもしれない。