もっとも総務省の家計調査の「外食」における「飲酒代」となると、少し特徴が変わってくる。2013年、圧倒的に外飲みをしたのは川崎市民。8万5554円(総世帯)という記録的な数字を叩き出した。今年もっとも「飲酒代」を払わなかった和歌山市民の実に15倍近い金額を飲酒代にあてている。
ちなみに川崎市民はこの調査において上位の常連だ。過去の順位でも2013年1位、2012年3位、2011年2位、2010年4位、2009年2位と、この5年で一度もベスト5を外していない。東京に隣接していて終電も遅く、つい2軒目、3軒目に行くことができてしまう。さらに市内には、キャバクラなど単価の高い飲食店を擁する歓楽街がいくつもある。
この環境が幸せなのか、決められるのは財布の持ち主だけである。