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「スピ系男子」が増殖中か 宿泊ホテルで塩をまく等の行動も

 スピリチュアルといえば、大物では美輪明宏や江原啓之、最近ではスピリチュアル女子大生・CHIEなども深夜番組で活躍中だが、一般の人の間でもハマっている人は少なくない。近頃は若い男性にもスピリチュアルに傾倒する人が増えてきているようで、そうした人のことを “スピ系男子”と呼ぶのだという。自称・スピ系男子の大学生・タカオさん(21歳)が語る。

「自分は“スピ系”だと思いますね。家の『気』の巡りを良くするために、必ず水回りは毎日綺麗にしていますし、初めてのホテルに泊まるときは必ず塩をまきます。

 あと、お風呂では毎日必ずお気に入りのアロマを湯船に入れてデトックスしています。リラックス効果があるラベンダーだったり、気分をすっきりさせたい時はオレンジやグレープフルーツ、ベルガモットなんかの柑橘系。あとはカモミールもよく使いますね」

 一方でこうした“スピ系男子”に不満を漏らす女子もいる。「彼氏がスピすぎるんですよ」と話すのは、大学生・リカさん(20歳)だ。

「彼氏の家でマンガを読んでいた時に『そのマンガ俺の家に持ってこないでよ』と言われたんです。理由を聞くと、『そのマンガからは邪気が出ているから、家の気が悪くなる』と(笑)。

 他にも『“気”が悪い場所には行きたくない』と言われたり、『ビジュアル系の音楽は“負のオーラ”が出ているから聴かないほうがいい』とか……。男子がそういうことを言っているのが意外でしたね」

 スピ系男子についていけない人も少なくないようだ。

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