第5位/柑橘類:よく知られているように、オレンジやミカン、レモンなどの柑橘系の果物には多くのビタミンCが含まれており、殺菌作用が高い。柑橘系果物に多いノミリンには抗肥満、血糖値降下作用があると報告されており、主に大腸がんに効果的といわれる。
第6位/海産物:ワカメや昆布類のほか、魚介類にも多くのビタミンや微量元素が含まれており、栄養素の消化、吸収を助け、適度な排泄を促すことが分かっている。
第7位/アスパラガス:多数の抗がん成分が含まれることが分かっている。ただ、生で食べると腹痛を起こす可能性があり、食べる際には煮る、焼くなど加熱する必要がある。
第8位/トマト:活性酸素を吸収することで知られる成分が多く含まれることが米国での研究などから分かってきた。トマトは、米国で1996年に発表された活性酸素の吸収能力を意味するORAC値が高い。主にリンパがん、直腸がん、咽喉がん、肺がん、乳がんの発症を抑える効果があるという。
第9位/大豆:更年期の女性が食べると、ホルモンの分泌が促進され、更年期障害が緩和・軽減されるという。乳がんや結腸がん、直腸がんの発症を抑制するとされる。
第10位/キャベツ:ビタミンCやE、さらに豊富な繊維質、葉酸を含んでおり、潰瘍の治療に効果的で殺菌、消炎作用が強い。このため、抗がん作用も強く、大腸、小腸がんなどに効果的だという。