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TBS『ひるおび』絶好調 『徹子の部屋』時間帯移動の影響も

 TBS系『ひるおび!』(平日11時~)が絶好調だ。祝日の5月6日には、番組史上最高視聴率の9.9%(11時55分からの「午後」の数字)を叩き出すなど、同時間帯1位の座を日本テレビ『ヒルナンデス!』と争っている。テレビ局関係者が話す。

「TBSの12時台は、長年にわたり、鬼門でした。『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の裏番組に何を持ってきても、勝てない。1990年代には、『宮本和知の熱血昼休み』『おサイフいっぱいクイズ!QQQのQ』など、のちに“カルト番組”として語り継がれるコンテンツを放送。視聴率は0%台に落ちることまであった。その枠で、9.9%とは信じられません」

 3月限りで、フジテレビの『笑っていいとも!』が終了。新番組『バイキング』の低迷も追い風になっている。それに加え、もう一つ要因があるという。

「テレビ朝日が編成上『ワイド!スクランブル』を切り離し、間に『徹子の部屋』(12時~)と『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』(12時30分~)を入れた。これで、視聴率が分断されてしまったのではないでしょうか」

 3月まで『ワイド!スクランブル』は視聴率5%台前後だったが、4月以降は3%台に下がっている。数字が上がるはずの2部(12時44分~1時4分)では、1.9%という低視聴率を記録したこともある(4月24日)。

「つい2か月前まで、民放で昼のニュース系を見たい人は、『ワイド!スクランブル』か『ひるおび!』にチャンネルを合わせていた。しかし、今は『ひるおび!』に集中してしまっている。

 その証拠に、『ひるおび!』は3月までは6%前後だったが、いまや8%獲得も珍しくない。明らかに、『ワイド!スクランブル』の視聴者層が『ひるおび!』に流れています。テレ朝の昼帯の改編は『中途半端な形になる』と心配されていましたが、現実となってしまいましたね」(同前)

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