○(米)7月消費者物価コア指数- 19日(火)午後9時30分発表
・予想は、前年比+1.9%
参考となる6月実績は、前年比+1.9%。インフレ進行に対する懸念は後退しつつある。賃金上昇は適度に抑制されているが、エネルギー価格の低下はコア指数にも影響を与えるものとみられており、7月の市場予想はおおむね妥当か。
○(米)7月住宅着工件数・住宅建設許可件数- 19日(火)午後9時30分発表
・予想は、住宅着工件数が97万戸、住宅建設許可件数は100万戸
参考となる6月実績は住宅着工件数が、89.3万戸、住宅建設許可件数は97.3万戸だった。いずれも市場予想を下回った。集合住宅の着工件数などが大幅に減少したことが要因。ただし、6月は一戸建ての住宅建設許可件数が増加しており、住宅市場は低調であるとは言い切れない部分がある。市場予想は妥当な水準か。
○(日)7月貿易収支- 20日(水)午前8時50分発表
・予想は、-7139億円
参考となる6月貿易収支は-8232億円だった。6月の輸出額は前年同月比-2.0%で輸出は伸び悩んでいる。6月の輸入金額はやや増加した。7月については、輸出が多少持ち直すと予想されており、貿易赤字額はやや減少する見込み。市場予想は妥当な水準か。
○(米)7月中古住宅販売件数- 21日(木)午後11時発表
・予想は、500万戸
参考となる6月実績は504万戸で市場予想をやや上回った。中古住宅市場はやや回復しているが、住宅在庫は増加している。ただし、中古住宅価格の上昇は抑制されており、7月も一定水準の販売件数となる可能性が高い。市場予想はおおむね妥当か。
主な発表予定は、21日(木):(米)8月フィラデルフィア連銀景況調査、(米):7月景気先行指数
【予想レンジ】
ドル・円:101円00銭-104円00銭