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「趣味に浪費」等お金が溜まらぬ家庭の夫の行動パターン5つ

 なかなか貯金が増えない原因は、消費税ウンヌンの前に、いちばん身近な夫に原因が!? 数多くの家庭で家計相談を受けてきたファイナンシャルプランナーの花輪陽子さんが言う。

「奥さんがやりくりをがんばっているのに貯まらない。そんな家計を診断すると、ほぼ間違いなく夫が無駄づかいしています」

 サラリーマン家庭の平均的な支出をみると、1か月31万円強。このうち夫のこづかいは10%強を占める、大きな出費だ。しかし、本来は毎日の食事代をのぞいて5%程度に抑えるべきと花輪さんは言う。

 本誌「女性セブン」が8月下旬、全国200人の既婚女性を対象に行ったアンケート調査でも、実に66%の妻が、貯金が増えない理由に「夫の無駄づかい」をあげた。

 それにしても、なぜ夫は家計にこうも非協力的なのか。心理学者の富田隆さんによれば、男性はお金に対する考えが女性とまったく異なるという。

「古来に狩りをしていた男性は、リスクを恐れないよう脳が発達してきました。したがって、物事のとらえかたが楽天的で、お金もあるだけ使ってしまう傾向にあります。一方、長く家を守ってきた女性の脳は、リスクを回避しようとする安定志向が。お金を貯めこむ傾向があります」

 つまり、妻がしっかり教育しない限り、夫は大事なお金を好き放題使ってしまうのだ。本誌アンケートによると、貯まらない家庭に特徴的な夫の行動パターンは次の5つ。

 1位は、水や電気をやたら無駄づかい。「あなたの夫は水や電気を無駄づかいしますか?」の問いに58%が「はい」と回答。

「トイレ、風呂の電気がいつもつけっぱなし」(43才・愛知県)、「顔を洗うときの水の勢いがありえない」(33才・東京都)など、6割近い妻が夫のガサツさに腹を立てている。富田さんいわく、「男性は視野が狭く、興味のあること以外はとことん手を抜く傾向が」。

 2位は、趣味にお金をかけすぎ。「あなたの夫はお金のかかる趣味をもっていますか?」の問いには、53%が「はい」と回答。

「自転車にハマって毎年20万円するマシンを買ってくる」(51才・兵庫県)など、男性は趣味に走ると、際限がない傾向が。「男性にとって、欲しいモノ=獲物。手に入れたり、コンプリートすることで達成感を得ているのです」(富田さん)

 夫の無駄づかい第3位は飲み会・酒代。「飲み会が多い?」に、「はい」と答えたのは42%。

「週に3回も飲み会にいく」(56才・大阪府)、「家のお酒は飲み放題だと勘違いしている」(43才・静岡県)など、4割強の妻がため息をつく。「瞬間的な楽しさを味わえる飲酒は、将来のリスクに目を向けない男性の典型的な行動です」(富田さん)。

 4位は、お菓子やジュースを大人買い。「飲み物やお菓子を毎日のようにコンビニで買う」に、「はい」は33%。

 妻が10円でも安く食材を買おうと努力している横で、夫は毎日コンビニへ。「お金を使ってモノを手に入れる行為は、それ自体が快感。ストレスの発散の場になっているのです」(富田さん)。

 5位は、週末はギャンブル。「パチンコや競馬にお金を使う」に、「はい」は28%。

 パチンコや競馬のギャンブルは、数万円単位のマイナスになることが多く、家計にとっては大きな痛手。「男は一か八かの決断をするのが好き。仕事でそうした刺激がない人ほど、ギャンブルにハマりやすい」(富田さん)。

※女性セブン2014年9月25日号

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