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韓国人を理解する単語「ヤンバン」「恨(ハン)」「ジョン」

 日韓関係の今後を考えていく上でも、韓国人への理解を深めることは重要だ。彼らを理解できるであろうキーワードを紹介しよう。

●ヤンバン(両班)
 朝鮮王朝時代における最上位の身分。日韓併合以後、両班制度は消滅したが、現在ではサムスンやヒュンダイなどの財閥系企業に就職することが、「現代の両班」としてステータスを得ることになる。有名大学に入ることは、その地位への第一歩であり、韓国では激しい受験戦争が繰り広げられている。

●ハン(恨)
 自分が本来いるべき場所や地位(例えば頭脳労働階級)に就けないことへの無念や悔しさ、もどかしさ、嫉みの感情。日本語の「恨み」とは意味が異なる。自分の無念な気持ちを解消しようとする気持ち。恨を表わす諺、「従兄弟が土地を買うとお腹が痛くなる」は韓国人が2日に1回は使うといわれているくらいに有名だ。

●ジョン(情)
 友情、人情、恋愛感情、家族への愛情など、あらゆる「情」を一言で表わした韓国特有の言葉。「韓国人は情が深い」と言われるが、良くも悪くも一度関わった相手に特別な感情を持ち、嫌いな相手にも関心を抱き続けてしまうのが特徴。日本を執拗に攻撃するのも、この「情」が関係しているのか。

※SAPIO2014年10月号

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