5月末に始まった東京ディズニーランドの「ワンス・アポン・ア・タイム」(以下・ワンス)。ディズニーキャラクターがプロジェクションマッピングという映像技法でシンデレラ城に投影される一大ショーは、公開直後から“狭き門”だ。
1日に2公演(10月は午後5時台と午後8時台)で、もっとも見やすい中央鑑賞エリアは抽選だ。年間300回以上通う東京ディズニーランドの達人、吉田よしかさんも「中央鑑賞エリアは約2400~2500席程度。混雑時の当選確率は10%以下でしょう」と言う。その上で、ワンスをベストポジションで見るためのアドバイスを説明してもらった。
「ワンスの鑑賞券付きの宿泊プラン『バケーションパッケージ』を利用すれば席は確実ですが、宿泊料込みのため非常に高額。現実的な線として2回目の午後8時台の公演に絞ることをオススメします。遠方から来た人や小さいお子様のいる家族連れは1回目を鑑賞する傾向にあるため、2回目は若干混雑が緩和されます。その抽選に外れても中央鑑賞エリアで見られないというだけで、時間的にエリア外でもシンデレラ城を正面に見据える場所なら鑑賞可能です」
約9割の人が抽選から漏れるのだから、エリア外の特等席も早くから埋まる。特に中央鑑賞エリアのすぐ後ろは5、6時間前から場所取りをする人もいるそう。
「オススメなのがワールドバザールを抜けた広場の前。少し遠目ですが場所取りをするにしても2時間ぐらい前からで大丈夫です。どうしても待ちたくないという人は、1回目の公演が終わる少し前に中央鑑賞エリアの後ろに近い位置にいて、終了後、帰る人と逆行する形で場所を取るという手もあります」(吉田さん)
吉田さん直伝の3つのツボをまとめてご紹介。
・1回目公演よりも2回目公演を狙え!
・高額だがバケーションパッケージを利用すべし!
・抽選に外れてもシンデレラ城の正面なら鑑賞可能。ワールドバザール前が狙い目だ!
※女性セブン2014年11月6日号